KORANIKATARU

子らに語る時々日記

宝探しのオリエンテーリング

親が思い描いたとおりの子育てなど、あり得ないことだろう。生まれ落ちたとき、すでに子は固有の内実を抱え持っている。才能が開花するよう進むべき方向性がセットされ、何に喜び何を嫌がるかもあらかじめチューニングが済んでいる。親は、その小さな種子の…

黄金に輝くアンポンタン2人

長距離運転が連日続く。運転の合間、テレビを眺める。朝も昼も大阪の幼稚園が取り沙汰されている。年端もいかない子どもたちが大人に言わされるがまま、ずいぶんとおませなことを口にしている。意味など分からずただ一生懸命に唱和する姿に罪はなく、その無…

父親というひとつのサンプル

近場に直行する用事があったので朝の時間を家で過ごした。わたしが先陣切って家を出るのが常日頃であるが、この日はわたしが子らを見送った。ここ数日、遅い帰りの日が続き子らと話す時間が取れていない。せっかくなので身支度する子らの周辺をうろついて会…

飲み会がパーになった瞬間

先日のこと。グランヴィアで打ち合わせがあった。早くに着いたので、わたしは入り口付近に立ちお相手の方が現れるのを待つことにした。場所が分かりやすく寒さもしのげる。待ち合わせの場所としてうってつけと言えた。すぐそばで談笑する若手サラリーマンら…

人を見るには、視、観、察

肉眼と書いて仏教の世界では「にくげん」と読む。肉眼というのは、人を外見だけで判断し決めつけるような反射的な反応であって、能力としては低次の部類に属する。高次の眼力としては心眼や天眼などがある。それが備わってこそ本質を見抜くことができる。先…

久々の奈良葛城、鶴亀の酒席

ここ数年で余剰の人手が払拭し、いまや一種の完全雇用に近い状態が続いている。だからどこも人手不足で求人広告を出しても思ったような採用が果たせない。とくに介護系の人手不足は深刻だ。空振りに終わり続ける求人広告であっても、一縷の希望託しやめてし…

日常を過ごすだけでも十分楽しい

快晴の土曜日、山など登れば気分爽快、いいリフレッシュになるのであろうが、わたしの場合、事務所で仕事していても青空を横目に心安らか、これはこれで結構なリフレッシュとなる。どこかに出かければ楽しいには違いないのだが、出かけなくても楽しいのだか…

母親冥利に尽きる朝の光景

依然冷え込みは厳しいが、空の白み始める時刻がだんだん早まっている。 春の到来を告げるカウントダウンが始まっているようなものと言えるだろう。気持ちまで高鳴って明るくなる。息子らが起き出し、リビングをあっちへ行きこっちへ行きしながら、朝の身支度…

暖かく大切なもの

特に苦もなく毎日日記を更新している。その日心によぎった思い出をちょっとした時間の合間にさらり書く。自分にとってのアルバム作りのようなものであり、積もり積もって俯瞰すれば、何かかたちが見えてくるようにも思え楽しくもある。だからいい感じの息抜…

安本会イレブンがカウンターに陣取った

この夜、定例会は鮨さえ喜。安本会イレブンがカウンターに陣取った。さえ喜の寿司にありつくのはグレート・ギャツリー邸で振る舞われて以来、二度目。先だってより首を長くし待ちに待ったさえ喜であった。出されるものすべてが日頃お目にかかることのできな…

言い訳すると気迫が消える

訳あってこの2月から主たる日記を検索にかからぬ設定にし定期的に非公開にするようにした。家内に対しこの日記についてやたら詳しく触れてくる人があったようで、それがきっかけとなって、日記の存在自体を咎められることになってしまった。知られて困るよ…

思い込みが視野を閉ざす

昼過ぎには帰ってくるはずだった。しかし昼などとうに過ぎ、まもなく夕方。どうしたのだろうと電話を入れてみた。繋がらない。連絡くれるようショートメールを送る。待てど暮せど返信は来ない。来る様子もない。どこをほっつき歩いているのだ。この日、大阪…

恩師のメールで初心に返る

土曜夜、練習の終わる時間を見計らいクルマで灘浜グランドに向かう。43号線は生活感ゼロで人の匂いもゼロ。荒涼としたような異界であって日常が断線したような空間に見える。このロケーションにDark Model がよく映える。何度聴いても新たな発見があって飽き…

現実を知れば良識が発動する

今週もやれやれ無事乗り切った。例のとおり和らかの湯に寄って帰宅し午後10時。ふと気付く。最近は疲労と無縁だ。働き詰めであった駆け出しの頃は休日前夜には限界まで疲弊して、肩腰足をさすろうがたたこうがだるさは拭えず仕方なくほぼ毎週マッサージを受…

ベースボールは聖なる競技

帰途につく車列に混ざって夜の二号線をひた走る。流す音楽はDark Model。アルバム二曲目のFate、四曲目のBroken Arrows、十二曲目のJudgment Day、十三曲目のAbandonedなど特に素晴らしく、それらに隣り合う曲も素晴らしいので結局全部が素晴らしい。音につ…