KORANIKATARU

子らに語る時々日記

ものは考えよう

日曜日、仕事の峠をひとつ越え、気持ち晴れ晴れ帰宅した。 夕飯は豚しゃぶ。 投入された大根や長ネギ、白菜といった野菜がふんわり甘くてとても美味しい。 焼酎のお湯割り飲みつつ、鍋奉行家内の話に耳を傾ける。 仕事も進んだので実に気分がいい。 これでこ…

毎日が夢の日曜日になるかもね

西九条で大和路線に乗り換えた。 朝からぐずついた空模様であったが午後にはすっかり晴れ渡り、春の日差しがとても新鮮に感じられた。 降り注ぐ光を四方に跳ね返し安治川の川面が賑やか華やいで見え美しい。 想像してみる。 もし万一、自身に死期が迫ってい…

この夜、都合三回家内と意見が一致した

卒業旅行第一弾の行き先は、しまなみ海道。 友だちと連れ立って長男は留守で二男も例のごとく留守。 金曜夜の食卓を家内と囲んだ。 前菜のサラダに続いてふっくらジューシーな手作り餃子。 ビールとよく合う。 Netflixで流す映像は『ウォレス&グルミット野…

更けゆく夜の幸福をしみじみと味わった

北新地に来たときにはレオニダスに寄って家内のためにチョコを買う。 続いて寄るのは鮨処音羽。 ここで息子の土産に音羽巻を買い求めた。 お決まりの用事を終えてようやく今夜の目的地、寿しおおはたに足を向けた。 ちょうどビルの入口で渡邉弁護士と出くわ…

夜遅くひとりでぼんやり考えた

各クラスに満遍なく強い面子が含まれ、目標とする大学はバラけているが互い競い合って高め合い、まま好き勝手、各自の目指すところを受験する。 学年によって多少の差はあっても強い連中は強いので、それが先頭集団となり引っ張って、目を見張るほどではなく…

普通なら習慣に亀裂が入る

社会生活を送っている以上、どんな状況であれ身だしなみは整える。 顔を洗い、髭を剃り、歯を磨き、服を着る。 習慣としてそれら行為は暮らしに根付いているから、たいていどんな場合であっても一通りをなぞることになる。 が、たとえば身内に深刻な事態が押…

もしわたしが教師だとして

もしわたしが教師だとして、生徒に灘に行けとか東大を目指せとか言うだろうか。 わたし自身は棒高跳びでジャンプしても灘に遠く及ばず、ジャンピングシューズを重ね履きして皆が下から押し上げてくれても東大の裾にも手はかからなかっただろうと思う。 生徒…

受験を経ると謙虚になる

中学受験に比べて大学受験は楽。 根拠なくそう思い込み直前にまで至った。 いま、考えを改めている。 大学受験の大変さは中学受験の比ではない。 地方予選と全国大会くらいに違うと言えば分かりやすいだろうか。 絶対大丈夫であろうと目されて通る者がいて、…

男子の役割の対極に属するもの

春晴天の日の午後、出先で業務に携わった。 つつがなく終わることが大半であるが、まれに険悪な事態が生じることがある。 事業所で起こったそのポテンヒットについては、危機管理として未然に防げるよう策を講じてあったが、センターとセカンドが互いに譲り…

観光するみたいに今日を過ごす

昨年と同様、休みなど一日もない3月真っ只中である。 所々点在する楽しみを生きるよすがと決め腹を括って仕事の海を潜水し始めて数日、かつては年がら年中深海に潜っていたのですぐに心身慣れて別段どうってことなく、浮上し息継ぎする間も不要に思えてきた…

恵みの種子が降り注ぐ

やたらと忙しく、夜に連絡が入り朝にも入る。 まるで火の弾でも降ってくるかのよう。 かつて若い頃ならそう感じ身を竦め忌避感を募らせた。 が、いまは認知を変え大いに喜ぶよう心がけている。 忙しさは存在意義のバロメーターのようなもの。 それだけ頼りに…

会話の行き着く先はいつも同じ

仕事後、家内と駅で待ち合わせ寿司屋に寄ることにした。 午後から降り出した雨はまだ止まず、家内がビニール傘を持っていたのでそれでしのいだ。 カウンターに並んで座ってビールで乾杯し、差し出される小品について寸評を述べ合いつつ箸を運ぶ。 いつものと…

出回る前に売切れ必至

久々、上の息子の友人らが泊まりに来た。 我が家の牛若丸は期末試験の真っ最中であったが彼ら弁慶3人を歓迎した。 いずれも理系に属し男前かつ最優秀な好男子。 十中八九、皆が皆がてっぺんの大学に進むことになるだろうから牛若丸にとって学校は違うが良き…

一気に初心に引き戻された

事務所に寄った家内と買い物を済ませ帰宅する。 この日も引き続き卒業式の話題が夫婦の会話を占めた。 数々のスピーチの場面を家内が余さず撮影していて、それをiPadで眺めつつ揚げ出し豆腐やきゅうりとわかめの酢の物といったヘルシー料理に箸をつけていく…

無愛想な顔した日常とのご対面

寝床で気づく。 やたらと今月は忙しい。 そう言えばいつのまにか3月。 息子のことでてんやわんやであった時期は尻に火がついているも同然、無我夢中で突っ走るしかなかった。 めくるめくようなカオスの渦中にあっては何が何だか分からず、自身が向き合うべ…

蓋もできないほど中身ぎっしり

家内によれば印象的だったのは友人たちに向けての言葉。 一人一人前に進み出て卒業証書を受け取って、教室にいる皆に向かって一言ずつ発していく。 それら言葉のほぼすべてが友人への思い、友人との思い出、友人らを交えての今後の豊富といったように友人に…

半日遅れで卒業式に参加する

3月2日晴天の土曜日、阪神高速から西名阪に入り法隆寺で降りた。 卒業式は9時45分から。 9時半に家内を薬井の交差点でおろし、わたしは法隆寺インターへと引き返した。 卒業式の様子を思い浮かべるだけでじんとくる。 もし会場へと足を踏み入れ、中学…

数万年ぶりの再会

月末2月28日、今日はここちゃんの誕生日であるなあと思って過ごして夕刻、西宮北口アクタ前のソフトバンクに家族4人が集結した。 機種変更しようと思い立って数ヶ月、息子の受験が終わるのを待ってようやくこの日、128GBのものが4台分在庫あること事前に確…

人に健康美、食に健康味

ねぎと鰹節のたっぷりかかった豆腐、それにきゅうりとトマト、そんな素朴な前菜がとてもおいしい。 人に健康美というものがあるように、食には健康味がある。 そう実感する夕飯となった。 家内が留守の間もちゃんと栄養はとっていたつもりであったがそこが男…

平穏な日常を心に刻む

久しぶりの待ち合わせ場所は、食品売り場だった。 売り場に入ってあたりを見回し数秒後、家内の姿を見つけることができた。やはり伴侶、しばらくぶりであったが即座に判別できた。 今夜は鍋にするというので食材をカゴに放り込んでいった。 各種野菜に魚介に…

読んで読んで読みまくる

我ら下々の民、浮かれたような暮らしからはほど遠く必死のパッチに生きる他なく、そのため必須の装備を挙げるなら一に体力、二に度胸、三四に来るとすれば読み書きで最後に愛嬌もあれば尚良し、といったところであろうか。 今回長男の受験において制限時間内…

共通点があると親近感がわく

日曜の夕飯は二男と二人。 隣家の奥さんが差し入れてくれた揚げたての天ぷらを男二人で分け合った。 横に並んで座る二男とわたしには共通点がある。 イッテQを見てお腹抱えて笑いながら、ふとそんなことに思い至った。 ともに生まれたのが天王寺のバルナバ…

まもなく新天地にて集結

これをもう一年させるなど考えられない。 息子が取り組み格闘する内容をつぶさ見て率直にそう思った。 過去問など見ればその手強さが一目瞭然であった。 タフでシャープな地頭が必須で分量も半端ではないから、スライディングされても倒れないような強いフィ…

添うか反るかと迷った際には添うてみる

寺田町駅で降り玉造筋に向いて歩いて約5分。 何の変哲もないマンションの6階に入口がある。 が、そこには店名を示す看板もなければ表札も掲げられていない。 ドアを開けるのが躊躇われる。 開けてびっくり、誰かの住居。 そんなことがあってもおかしくない…

ヤドカリの引っ越しのようなもの

昼を過ぎ急にそわそわし始めたので、予定よりも早く出発することにした。 事務所を出て駅前でタクシーを拾った。 ふたりとも意を決するような思いで固くなっていたからだろう。 並んで座って全く言葉をかわさず、タクシーのなか沈黙のまま過ごした。 新大阪…

これで一区切り

今日2月21日、我が家にとって久しぶりの合格発表であった。 受ければ通るというレベルの試験ではなく、出来栄えに手応えあっても論述があり定員厳格化も極まって倍率高いから確信の持ちようがない。 だから発表に際しては、悪い想念も頭を巡って気持ち憔悴し…

いい予定がスパイスの役目を果たす

天六のいんちょからメールが入った。 北新地ほうばの席が取れたという知らせだった。 時期は8月下旬。 半年先である。 念願叶った。 早速家内にこの吉報を知らせた。 家内は大いに喜んで、しかし8月っていつ?とピンときていないようだった。 遠い先の時間…

たすき掛けするみたいに皆が関わる

待ち合わせは7時半だった。 勘違いして7時前に着いたわたしはカウンターに座って約半時間、スマホを見て過ごすことになった。 定刻、タコちゃんが姿を見せ、少し遅れてカネちゃんが現れた。 かねしろ内科クリニックは今年5月13日に開院となる。 谷町線…

休日を棒に振る

日曜日には何の予定もなかった。 だから土曜夜、その解放感で気持ち高ぶった。 明日、何も用事がない。 白紙の爽快を噛み締めた。 そして白紙の日曜があっという間に過ぎ去って、特に何かをした訳ではないからそこに残ったのは無であった。 前にすれば心華や…

これから大いに盛り上がる

土曜夕刻、部活帰りの二男と待ち合わせ野田の焼肉やっちゃんを訪れた。 以前家内とこの店で食事して以来気に入って、その後長男を引き連れ、この日ようやく二男を伴った。 カウンターに男二人並んで座り、まずは小品としてココロ刺とセンマイ刺を頼み肉は塩…