1堺筋本町から西へ歩いて5分ほど。相良さんが立ち止まった。右手に路地の入り口が見える。街中に忽然と口を広げた洞穴のごとく、その異様に一同がたじろぐ。相良さんの背を追って恐る恐るトンネルのような暗く細い道を進む。そこが冥界に続いていたのだとし…
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