KORAIGAINIMOKATARU

子らに語る時々日記【抜粋】

一言にすれば、つながりの大阪星光

この日、大阪星光同窓会理事会が行われた。
場所は高校棟2階の視聴覚教室。

新年初回ということもあって各自の挨拶から始まった。

孫が生まれた。
子の結婚が決まった。
そういった喜ばしい話が多く、もらい笑いの行き交うなごやか楽しい場となった。

挨拶のあと、議題に入った。
昨年実施された行事や活動について各担当者から報告が為される。

スクールフェアでは7000人もの来場者を記録した。
キャパとしては5000人が精一杯なので大盛況と言える結果であった。

難波のホテルモントレで行われた大忘年会では200名を超える出席者があった。
今年の大忘年会については主幹事学年は30期で、会場は学校となるかもしれない。

大阪星光をもっといい学校に。
10年後も50年後も変わらず、大阪星光がいい学校であるよう皆で力を合わせよう。
それが同窓会の趣旨であり、ここ数年、学校との連携を強め活動が活発化している。

意義深い取り組みが種々行われ、結果、縦のつながりが一層深まり、当然の好循環で、在校生を支援するための体制が盤石の度を増している。

昨年は星光愛屈指の重鎮医師により医学部志望者60名に対しまた後日父兄100名に対する講演が実施された。

星光出身の医師は数えること1800人以上、医師を志す生徒はいまも少なくない。

熱心な医学部志望の後輩たちに対し、それを上回る熱心さで、医師が置かれることになる将来展望が語られた。
分厚く精緻な資料が、語り手医師の熱意を物語っていた。

高齢化に伴う今後の患者数の推移、医師人口の推移、専門医制度、社会保障制度、数々の側面から、その収支予測が描かれた。
医師についても今後は不確実性の世界に晒される。

単に成績がいいからということで進む道ではなく、また成績がいいからと安易に勧められる道でもない。

そのような話であったという。

場を移し、新年会は宗右衛門町での焼肉。
大先輩がいて、近い学年の先輩後輩がいて、二十近くも歳の離れた後輩もいる。

みな例外なく人柄良く心優しい。
母校に対する想いが通底していて居心地もいい。
この雰囲気こそが、大阪星光の真髄、真骨頂と言えるのだろう。

仕事とは別に、ともに語ってともに何かに取り組める、そういった人のつながりがあるというのは実に豊かなことである。

少し耳を傾けるだけで、星光らしい話がいくつも聞こえてくる。
36期は先日東京で新年会を行った。
注目のかの人物が東京で弁護士事務所を開いたので、21期はそこで集まろう。
50期は星光つながりだけでなく東大寺との交流が深く根強く、仕事でもつながり結婚式などでも行き来がある。

一言にすれば、つながりの大阪星光。
息の長い付き合いが、卒業後に更に深まり広がっていく。

生きるうえで、もっとも重要なものは人とのつながり。
その最重要をもたらしてくれる場であるのだから、母校を想う気持ちが卒後になって高まるのも当然のことだろう。

楽しく盛り上がった飲み会を終えて、わたしは難波繁華街を抜け駅へと向かった。

次回は3月。

そしていよいよ33期の冬会が数日後に迫る。
しょっちゅう会える何十年来の友だちがあるなんて、ほんとうに幸せなことである。