KORANIKATARU

子らに語る時々日記

熊野古道

時間が経つほどにしみじみと熊野古道の光景が蘇って来る。

二男を先頭に、家内、そして私の順で尾根伝い列 となり、原生林に自生したかのような路を登り降り延々と進む。

天高く真っ直ぐ群生する針葉樹の合間から隣接する山々の峰が時折垣間見える。

人とすれ違う事もない。

行けども行けども山ばかり。

限りなく純度高い自然の中で過ごした一体感のようなものはこれから先も薄れることはないだろう。

 

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