KORANIKATARU

子らに語る時々日記

「長男の上に二男降りつむ」

兵庫県中学生ラグビー大会2・3年生の部が今日開幕する。

1回戦、2回戦の試合会場は三木総合防災公園となる。

天気予報によれば今日は晴天、いつもより暑い日となる。

前回1・2年生の部と同様、家内と応援に訪れる。

 

電車でぶらり神戸方面奥深くに出かけて1回戦、うまくいけば2回戦まで観戦し、そして食事して帰ってくることになる。

試合が早く終われば長田の牛車、長引けば、この場合は長引いた場合に考えることにする。

 

何も食事のことばかり考える不謹慎な食いしん坊であるだけではない。

 

長男は試合に臨み緊張し、二男は公開テストに臨んで緊張している。

それを思って父も幾分かは緊張を覚える。

本当である。

 

両者ともに「戦いに赴く」日曜となる。

普段からのんべんだらりと過ごす日曜とは無縁の彼らであるが、試合やテストとなると割増の気合が必要となる。

 

さっき寝床を覗いたところ、

長男のカラダを枕にするように二男が眠り、その重さが全く気にならない様子で長男もスヤスヤと寝息たてている。

 

これを絵にすれば、「長男の上に二男降りつむ」という題がしっくりくるだろう。

 

長男についてはケガがなく、二男についてはミスがなく無事各自なりの戦いを全うしてくれればそれでいい。

そう思って彼らの寝姿に目を細める。

 

今日は仕事場には行かない。

それでもいつもどおり朝4時過ぎには飛び起きた。

生活のリズムだ。

 

もっと寝たいが喝を入れ飛び起きる。

ただ起きるのではなく、飛び起きることがポイントだ。

そうであってはじめて一日を迎え撃つことができる。

 

まもなく空が白み始める。

ひとっ走りしたっぷり汗をかく。

西宮は朝のジョギングに持ってこいの場所である。

いい音楽添えれば、この地の景色と空気が更に映える。

 

充実の日曜が始まる。

家族揃って、良き日を存分味わうことにする。