KORANIKATARU

子らに語る時々日記

大阪星光33期夏会2017年

夏会やから行かなあかん。
知らせがあったときセノーくんは即座そう思ったという。

このことから察せられるとおり、大阪星光33期夏会は恒例行事として定着しつつあると言っていいだろう。

だからついこの間みなで顔合わせて食事したばかりであっても、夏会だよと声がかかれば再度また顔を出すのが当たり前といった話になる。

この日夏会は飛び入り参加の者も含め30名近くの出席者を数えた。

一人現れるたび歓声と拍手で迎えて乾杯する。
この日会場となったのは火鍋専門店 熙(よろこぶ )。
はじめて訪れたお店であったが、懐かしい面々で席が埋まって郷里の宴会場のような場となった。

母校同期が集えばどこであろうがそこに郷里感のようなものが生じ、33期については夏と冬の年2回、大阪のキタやミナミに郷里が現出するということになる。

久々顔合わす者同士が近況を報告し合い仕事について意見を交換し恐妻譚に慄きまたは同類相哀れみ子の成長譚に触れてはその喜びを分かち合う。
そこに随所随所、定番の思い出話が誰か十八番の節回しで差し挟まれて、場が更に和んで会話がますます弾むことになる。

この日、シブとともにやはりといった感じで驚いたのであるが、子らの話を聞けば聞くほど、ご子息みなが優秀で、なかには突出の子らもいて、学年が適当にばらけたからこそ各々別個の突出であるが、これがもし同じ学年なら雌雄決し難くどうなっていたのだろうというまるで歴代最強のボクサー談義するみたいな話で盛り上がった。

今回のお店を提案してくれたのはグリこと濱口健宏くん。
毎度毎度そのチョイスのセンスに感心させられる。

時間制限なく財布に優しく、ゆったりくつろげ、そして何より美味しかった。
グリの見立てどおりお誂え向きの会場であったと言え、皆も大満足だったと思う。

夜11時。
じゃあまたねといったカジュアルな感じで店の前で解散し、デビル率いる二次会組と帰宅組に別れた。

帰る方向が同じなのでわたしはワタルくんと一緒に電車に乗った。
面白い話を幾つもワタルくんから聞かされたが、ボクシングの美しさが円を描く動きに関係するとの話が最も印象深かった。

今度は、冬会。
大阪のどこかでまたわたしたちは車座になって、懐かしい面々を拍手と歓声で迎えて乾杯することになる。

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