KORANIKATARU

子らに語る時々日記

しわ寄せのしわを伸ばす役回り

昨年は空港まで息子を送る必要があって参加かなわず、今年は仕事が入って参加かなわない。

 

自営業であるから時間については融通無碍。

それだけが取り柄のはずなのに、ちょっとした風のふきまわしで思い通りにならないこともある。

 

家内に腕を引かれ、上の息子の文化祭を今年はじめて見物した。

彼の晴れ舞台は今回が最後、見納めの回くらいは参加しないと後悔の種になりかねない。

 

結果、行って良かった。

この目で見るのと伝え聞くのとでは情報量が全く異なる。

子を見直すいい機会になったし、学校への理解も深まった。

 

だから、下の息子の文化祭にも今年は足を運ぶつもりでいた。

 

それで前もってわたしの守備範囲の仕事はきっちりこなし、その日に向け一点の曇りもないという状態を保持していた。

 

が、仕事はひとりで完結できるものではなく、無数の要素が絡み合って構成されている。

自分の任務は果たしていても、時と場合によっては、わたしが補完的な役割をも果たさねばならないことがある。

 

学生時代の勉強と違って、自分の用事だけ済ませて事足れりとならないこともあるのが仕事だと言えるだろう。

 

遠くの誰かが事態を甘く見て、手を抜いた。

誰かがなんとかするだろう、そんな呑気者はどこにだっているのである。

 

その余波を受け、わたしがいるべき場所が定まっていく。

 

明日文化の日、わたしは職場で仕事に励む。

呑気者が送ってよこした皺寄せを、せっせと伸ばす役を負う一日となる。

 

願わくば手短に済ませたい。

日のまだあるうちに、休日気分に合流したいところである。

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Dmitri Baltermants, Resetting German Clocks To Moscow Time, Berlin, 1945.