KORANIKATARU

子らに語る時々日記

母らの友情と連帯もまた頼もしい

夜に奈良での仕事が一件あるのみ。

ゆったり過ごせる雨の土曜である。

 

電話もかかってこない。

差し迫った案件もない。

 

せわしさゼロの状態でのんびり仕事を進めることができる。

わたしにとって最も好ましい時間の過ごし方と言えるかもしれない。

 

だらだら過ごすような無為は案外耐え難く、かといって次から次へと仕事をこなす緊迫は疲弊をもたらす。

いまのこの感じがちょうどいい。

 

かつては縁もゆかりもない地であったが、6年ほど前から奈良の某所にて仕事するようになった。

不思議なものでそれが更に縁を呼んだのか、上の息子がその地にある学校に通うことになった。

 

ほんとうに早いもので、長男がそこへ通うのも残すところあと一年ほどとなった。

いまの時点ですでに最終コーナーを回ったような勢い。

いくさ場に臨む武田の軍勢のような迫力で彼らのボルテージは日毎増しているようだ。

 

そこで生じる武者震いのようなものが下の息子にも伝わっていくようで、このところは家全体がシャキッとし始めている。

えっちらおっちら地味で静かな日常を積み重ね、気づけば次のステージに差し掛かろうとしているのだった。

 

だから当然、家内の食事作りも拍車かかったように凄味を増していく。

昨日の朝は特製お好み焼き、今朝は特製タコライス。

朝っぱらから主戦級のメニューが食卓に投入されている。

 

ただでさえ頑丈。

それに加えてボリュームたっぷり栄養たっぷりの食事を平らげるのであるから、子らはこの先もスタミナ切れとは無縁のままだろう。

 

そして見渡せば同級生らも同様。

最終コーナーを回ったアスリートらの裏方には最強の母らが控えている。

 

いずれも聡明、献身的かつ機微に通じた方々。

それら母らの間に生まれた実のある友情と連帯もまた頼もしい。

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Gaston Paris Fète Foraine, France, 1935.