KORANIKATARU

子らに語る時々日記

家族が楽しければそれが何より

かなり忙しく心ここにあらずという状態が続いている。

感覚だけを頼りにするとアバウトすぎて、正確な状況を読み損なう。

たとえばタスクノートを開きちょうど一年前の日と今日を較べてみる。

 

そのタスクの差が喝となる。

去年も今も、どちらも忙しいの一語で表せるが、打開するには異なる方法論が必要で、今年の場合、業務中に忙しいと呑気にぼやく暇もない。

 

同時並行で進めつつ、1つ1つをやり抜いていく。

早朝から仕事に着手したのに気付けば東にあった太陽が西へと沈む時刻。

 

充実感はあるが、しかし課題は山積で、明日明後日どころか当分しばらくこんな状態が続くことになる。

 

精魂尽きることがないのは、少しは今の仕事に適性があって向いているからなのだろう。

ただただつらいことを朝から晩まで連日こなせる訳がなく、どこかで好いているからこそ、一緒にいられる。

 

これだけ仕事が多いということは、向こうも満更、こちらに気がない訳でもないのだろう。

 

一息ついてGooglePhotoをのぞく。

家族の撮った写真が即時共有できて、ここにいながら遠く家族が過ごす場面に触れることができる。

 

先日は、どこか公民館の様子が映し出されて注視した。

地元の町では月に一度近隣のご老人を招いて昼食を振る舞う。

ボランティアのママ友らでせっせと食事の支度をする光景、食事のメニュー、美味しそうに食べ笑顔を見せるご老人、そんな写真を眺めつつ、料理の作り手として張り切って参加する家内のことが誇らしく思えた。

 

今夕、写真の風景は台北の街のどこか。

下の息子との春の外遊はことのほか楽しいものだろう。

 

その場に居合わせるような感となり、心が癒える。

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2018年3月13日午後 台北のどこか