KORANIKATARU

子らに語る時々日記

北浜うおじにて大阪星光懇親会

この日、長男の学校の役員会があって家内は橿原神宮に出かけた。

一方のわたしは二男の学校の懇親会があって、久々、母校を訪れた。

 

33期妹尾君の進行で各種報告事項が述べられていく。

 

今年、大忘年会の幹事学年は31期。

先ごろ行われた31期の同窓会では100名以上が集まったというから、星光屈指の団結力誇る学年と言えその企画力にも期待が持てる。

 

テーマは『世代を超えた星光愛』。

12月1日、シェラトン都ホテルにて開催となる。

 

対面の席に松井教授の姿があって、28期が幹事学年を務めた大忘年会の記憶が蘇る。

会場は阪急インターナショナル。

星光ウェルカムパーティーの様子が流されるなど趣向に富んで印象深い会であった。

 

「ほしゼミ」について、39期島田先生の説明がはじまった。

 

医療、ビジネス、法律の3分野に渡ってOBに講師を務めてもらい、在校生の啓発に役立てる。

そのような趣旨で今年からはじまった企画である。

 

今後は「ほしゼミ」をリベラルアーツ教育の場として位置づけ、アート系、プログラム系、サイエンスや社会学の分野で活躍中のOBにも登壇してもらう予定ということであった。

 

理念としては、サロン。

先輩と後輩というくつろいだ雰囲気のもと、お茶でも飲みつつ菓子つまんで、交流を深める。

連絡先など交換し、以後も在校生の相談にのってもらえるような関係が生まれれば素晴らしい。

 

まさに世代を超えた星光愛。

かわいい後輩のため労を惜しまず、喜んで一肌脱ぐような先輩ばかりであるから、それを接続させる試みは意義深く、後輩らにとってこれほど心強く有用な企画はないだろう。

 

ちなみに、来週6月2日土曜、医療系講座の担当は、田中内科クリニック院長の田中新二先生。

33期きっての語り部登場である。

立ち見出るほどの盛況となるだろう。

 

夕刻、懇親会の会場である北浜うおじへ場を移す。

 

運良くわたしは先輩のクルマに乗せてもらえた。

33期であるわたしの他は、20期、24期、30期、55期であるから、この車内一場面だけでも懇親会参加者の幅広い取り合わせが窺える。

 

懇親会では、21期である後藤吹田市長がお見えであり、33期の島田河内長野市長と両市長揃い踏みとなった。

終始わきあいあい、和やか温厚な空気感が星光独特のもので心地良い。

誰もが心優しく、かつその道のプロフェッショナルでもあるから、伺う話どれもが勉強になって、立ち振舞いひとつをとっても学びが得られる。

 

この日、いちばん印象深かったのは、ある先生についての思い出話だった。

 

先生は退職後、病に伏した。

主治医は星光生。

教え子である。

 

余命僅かとなったある時期、主治医の尽力があって先生は一晩だけ院外に出る許可を得た。

各学年横断する教え子らがミナミに集まり、先生を囲んで別れを惜しんだ。

 

会が終わって、病院まで送っていくと主治医は先生に申し出た。

が、先生は固辞した。

最後にひとりミナミの街を歩きたい、ということだった。

 

様々な思いが去来するなかミナミの街をひとり歩いた一個の人間の胸中を思うと、何か強く迫ってくるものを感じる。

 

9時を過ぎ懇親会はお開きとなった。

島田智明と二人、駅まで歩いた。

アキオは最近、忙しんかな。

地下鉄御堂筋線のつり革につかまりそんな話をして、ナンバで別れた。

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2018年5月26日正午 橿原神宮