月末2月28日、今日はここちゃんの誕生日であるなあと思って過ごして夕刻、西宮北口アクタ前のソフトバンクに家族4人が集結した。
機種変更しようと思い立って数ヶ月、息子の受験が終わるのを待ってようやくこの日、128GBのものが4台分在庫あること事前に確かめソフトバンクを訪れたのであった。
4人が外で揃うことは珍しく、育てば育つほど忙しくなって前回の機種変更のとき以上に珍しさに拍車がかかっているので、このようなことは実にまことに珍しい。
だからせっかくなのでということで新機種獲得後の帰り道、皆で一緒に焼肉屋へと赴いた。
場所はJR西宮駅にほど近い焼肉たじま屋。
テーブル席に腰掛け4人で七輪を包囲した。
息子一人でもよく食べるが二人揃えばこれはもう直列8気筒。
よく分からないがその勢いたるや凄まじい。
肉の争奪に再三再四遅れをとって、急いてわたしは生焼けのものを食べようとした。
その瞬間、原始人ではあるまいしと息子がわたしをたしなめたのであったが、炭の直火で肉を焼くこの光景そのものが原始的。
そう思ってこの団欒に目を凝らせば、実に甚だ原始的であってその一体感たるやなかなかのもの。
はるか昔の大昔、わたしたちのような四人家族がいて世界の片隅にて火をおこし肉を分け合って食べていた。
そんな様子が眼前に浮かんで、まるでそれがわたしたちのように思えて、であれば、この場は数万年を経ての再会の場。
なんと懐かしい。
積もる話は尽きず肉の旨味は増すばかりとなり、その分、食べる量も激増していった。