仕事の余熱で頭が火照ったまま走ること1時間。
頭を使うと太ももが凝って張るので、ほぐすためには走るのが格好。
一汗かいて入る風呂はことのほか心地よく、湯上がりに冬の余韻が微かに残る夜風に吹かれてさらに心地よく、珍しく通りにお酒の自動販売機があったので心地よさついでに缶ビールを買って、腰に手を当てぐいっと飲んだ。
夜陰の薄明かりに照らされるこの塑像に名をつけるとすれば春の至福。
飲み終えて塑像から人に戻り、夕暮れの街をのんびり漂うようにし帰途につく。
家に帰ると二男は留守。
今日から始業式で新しいクラスになった。
前年度の級友らとのお別れ会が焼肉あぶりやルシアス店で執り行われそれに参加しているとのことだった。
夕飯は家内と二人。
メニューは今夜もいたってシンプルでヘルシーだった。
切り干し大根とホタテのサラダ、にんにくスライスのたっぷり入った野菜炒め、そしてほどよい色目のポテトの薄焼き。
ビールがよく合い、雲海のロックにもよく合った。
続いては家内による耳つぼマッサ。
結構痛いが、これが効く。
快食快眠の秘訣がこれ。
マッサの後で家内がお茶をいれてくれ、いつもありがとうとわたしは言った。