KORANIKATARU

子らに語る時々日記

女房もたまにはいいこと言う

明石から六甲道を経て芦屋で業務を終えた。

飲み物を携え夕刻帰宅し、シャワーを浴びると夕飯の支度が出来上がっていた。

 

ジメジメと蒸し暑い日には白のスパークリングが最適。

家内が焼いてくれた各種肉を味わいつつグラスを傾ける。

 

コロコロとまん丸に焼き上がったニンニクもまたジメジメと蒸し暑い日にはうってつけで肉と交互に口へと放り込んで食欲が倍加した。

 

箸休めは、イワシの甘露煮。

前夜のアジの南蛮漬けに優るとも劣らない味わい。

魚屋の女将に聞いたとおりに作ったというからプロ級の一品であるのも頷けた。

 

仕上げはビーフシチュー。

スパークリングの冷えを相補い、ちょうどほどよくカラダが温まった。

 

この日家内には阿倍野界隈にて用事を頼んであった。

せっかく近くまで寄ったからと、きじ歯科西田辺診療所にて診察を受けてきたという。

院長の貴治一敏先生は大阪星光の33期。

 

親切丁寧で説明も分かりやすく、ほんとによくしてくれた。

感じ入ったという様子で家内が述懐するので付け足した。

 

貴治くんは中高のときからいつも穏やか心優しく誰にだって親切。

それに頭も良いから成績上位者の常連だった。

 

それに、イケメン。

今度は家内がそう付け加えたのではわたしは言った。

 

星光生は大体そう。

アベもタローもタコちゃんもミキもイマイも天六のいんちょもまじまじ見ればみんなそう。

ア行から順に浮かぶままわたしは33期の名を列挙していくがキリがなく、家内が途中で遮って言った。

 

正宗屋に行くなら、きじ歯科に行けば。

 

さすが女房、たまには良いことを言う。

先々のことを考えれば、歯のケアは早い時期から欠かせない。

 

今度阿倍野界隈に行くことがあれば、きじ歯科で診てもらおう。

その後で正宗屋に行けば、口のなかがすっきりしていて、料理の美味がいや増しになるのは間違いないことだろう。

 

女房の思いやりある助言をわたしは心に刻んだ。

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2019年7月18日 朝昼晩