KORANIKATARU

子らに語る時々日記

肩並べて過ごすだけで幸せ

今回も33期岡本くんに声をかけてもらった。

わたしにとっては1年ぶりの五鉄。

皆で五鉄に集まるのは2年ぶりのことだった。

 

わたしが一番乗りだったので予約席の真ん中に座った。

続いてまっちゃんが現れわたしの右隣、谷口が現れ左隣、そして岡本がまっちゃんの隣で最後にやってきた高岡さんが谷口の横に座ってこれで5人が揃ってゴレンジャー。

 

カウンターに並んで座っただけのことであったが、幾つになっても友だちと肩並べて過ごすことは幸せだと、心からそう思った。

 

五鉄を知ってかれこれ14年。

ちょこちょこ通って、いつだって美味しい。

 

健康に配慮し近頃はもっぱらハイボールを飲む。

しかしせっかくの五鉄である。

禁を解き日本酒も楽しんだ。

 

数々の名酒のトリを飾ったのが十四代。

危険なレベルの口当たりの良さ。

きれいな花にはトゲがあるといった話と同様、美味しければ美味しいほど日本酒については用心が必要となる。

 

うまい、うまいと顔ほころばせつつ、さすがに根が真面目な星光生、飲みすぎないようしようと皆で自制し合うのだった。

 

この夏、まっちゃん家族はラップランドを訪れたという。

オーロラの写真を皆で眺めほーとかふーとか言って感心しつつ、家族の近況について話し、仕事について話し、星光について話し、谷口からは近隣の星光の先輩医師にとてもよくしてもらっている、ほんとうに星光で良かったという話があり一同うなずき、次に会う約束をし、夜は更けていった。

 

タクシーに乗って帰宅の途について思う。

 

こんな感じが実にいい。

大阪星光は卒業してからの放課後が実に楽しい学校なのである。

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2019年9月6日夜 北新地 五鉄