午前中に業務を終え事務所近くのジムに向かった。 あまり足が遠のくとカラダが弱って免疫力が落ちる。 そう思うと運動したくてたまらないという気持ちになる。 普段よりも清掃が行き届いているのに驚いた。 どのマシンもまるで新品、ピカピカに光って見えた…
息子が二人いると忙しい。 朝食の支度をしてから午前中にジムを済ませ昼食を作って家内は食材の買い出しに出かけた。 長男が家にいる間、たっぷりおしいものを食べさせたい。 そうとだけ思うから、普段は並ぶことのない列に加わり辛抱強く順を待って息子のた…
家内にとって隣家の女子は姪っ子みたいなものなのかもしれない。 結構気にかけ面倒みていて、向こうもなついている。 一緒に旅行までするのだから今どき珍しい近所付き合いと言えるだろう。 息子らの食事の支度を終えジムでカラダを整え、そしてこの日は昼か…
朝から降り続いた雨が夕方やんだ。 近場の風呂屋に出かけサウナで生気を取り戻す。 待ち合わせは午後7時。 野田阪神の寿司割烹もりに歩いて向かった。 途中、勉強場所からやってきた二男と出くわし一緒に歩いた。 店に入ってまもなく家内と長男が現れた。 …
天王寺を後にし実家に寄った。 新型肺炎に関する報道が加熱する一途で緊迫感さえ漂うこの時節、知らぬうち菌を運んでうつすリスクを言うより先、親の顔を見に行くのが当然の話だろう。 親の顔を見て安心した。 コロナウイルスなどどこ吹く風。 両親ともに元…
仕事後、西九条の大福湯に向かった。 足繁く通う時期もあったが、いつのまにか足が遠のいていた。 訪れたのは何年ぶりのことだろう。 ひそやか流れる無名の演歌が場末感を醸し、懐かしさが込み上がる。 無人のサウナでしばしくつろぎわたしは昔日をしのんだ…
土曜深夜、家内の携帯が鳴った。 明日帰る。 長男からの電話だった。 日曜朝、夫婦揃って武庫川を走った。 前日は北に針路をとったがこの日は南。 河川敷で野球やらサッカーやらに励むちびっ子の姿を横目に見つつ暖かな陽射しを真正面から浴びた。 息子が帰…
休日の朝は家内とジム。 そんな習慣になっていたが大事をとってこの日は取り止めた。 代わりに屋外を走ることにした。 武庫川沿いを宝塚方面に向け小走りで進む。 走っていても家内の口数が減ることはない。 息子らが自転車に乗れるようになったのは家内のお…
キッチンカウンター越しに料理を受け取った時、それが一瞬ステーキに見え、わたしは大いに喜んだ。 が、まじまじ見れば、似ても似つかない代物。 しいたけの原木。 そのバター焼きが夕飯のトップバッターだった。 食べてみると案外おいしい。 しかしながら、…
時が時だけに、人の出入りが多い時間帯でのジムは控えよう。 夫婦でそう話し合い、この日もアフターファイブをのんびり過ごした。 夕飯の量は控え目。 サラダが前菜でその他は牛肉の小皿と鶏団子スープのみ。 昆布と塩だけで味付けしたというスープに野菜の…
午後、外出しようとしたとき財布がないことに気づいた。 血の気失せたまま、近くの牛丼屋へと駆け出した。 そこに置き忘れたに違いなかった。 仕事のことで頭がいっぱいでお腹もいっぱいになって、あろうことかテーブルの下にトートバッグを置いたまま店を出…
出先で待ち合わせ、一緒に電車で帰途についた。 駅前のスーパーで軽く買い物を済ませる。 帰宅し真っ先、風呂に入る。 新型肺炎の脅威が迫る。 まず最初に清潔を確保しないと落ち着かない。 夕飯メニューのトップバッターは鯛の粗煮。 ワイルドターキーのハ…
朝食はボイルしたカニと豚しゃぶ。 それらを平らげ二男は朝6時過ぎには家を出た。 なんて真面目な家族なのだろう。 そう話し合いながらわたしたち夫婦は三連休最終日も朝イチでジムに向かった。 空はうららか晴れ渡り、街の緑が微風にそよぐ。 絶好のお参り…
朝イチでジムを終え、午前10時、家内と二人で電車に乗った。 保冷バッグを携え目指すは播州赤穂。 目的は牡蠣。 かねてより旬のうち牡蠣小屋に行こうと話し合っていた。 女子の美容には牡蠣であり、だからか家内の大好物でもあった。 芦屋で新快速に乗り換え…
寄る年波か、食べたものがすぐには思い出せない。 朝の光景を時系列で辿って、朝食の記憶ににじり寄る。 身支度を整え学校に向け出発しようとする息子にこの日の朝は起こされた。 そのとき、おやつ代を手に握らせ読むべき記事を手渡した。 先日の朝日新聞で…