兵庫と大阪の行き来に自粛要請の出た3連休の最終日、わたしたちは県外に出ることを自重し、徒歩で有馬温泉に向かうことにした。 朝8時前、JR芦屋駅に到着。 そこから芦屋ロックガーデンを経て六甲山を駆け上がった。 季節は春。 ウグイスの声があちこちか…
土曜の朝、二男を送り出す。 テレビには吉村大阪府知事。 兵庫大阪での感染爆発のリスクについて語っている。 家内とジムに出かけようと支度していたが取り止めた。 武庫川を走ることにした。 武庫川は大勢のランナーで賑わっていた。 春の光が降り注いで川…
昨年同様、春分の日は仕事。 始発に乗って事務所に向かった。 祝日に仕事するからと言って嫌な気持ちになることはない。 むしろじっくり腰を据えて仕事に向き合えるから好ましい。 平日より士気が高まる。 そして、仕事が片付けば手と手を合わせて幸せ。 そ…
このところ仕事後はサウナ。 じっと座っているだけだからジムより楽。 一定の爽快感が得られて、ストレス解消にもなる。 一方、食べる量は変わらない。 カラダを動かさないから、少しずつバランスが崩れ始めている。 深奥から力みなぎって、カラダの端から端…
何時帰宅?とのメールに対し8時過ぎと答え家路についた。 家に着くとすでに夕飯の支度が整っていた。 前菜はサバの塩焼き。 脂が乗っていて塩が良く焼き加減も絶妙。 実に美味しい。 続いてサラダ。 この日、静岡から届いたばかりの野菜らが皿に盛られた。 …
卒業式の日、生徒との別れを惜しんで担任の先生は何度も声を詰まらせた。 中1からの付き合い。 彼らの能力を最大限引き上げようと、深い愛情をもって手塩にかけてきた。 思い入れは普通ではない。 必ずまた帰って来い。 酒を酌み交わす日が楽しみだ。 そう…
大福湯のサウナにはわたし一人。 ひとり黙ってじっと過ごす。 仕事で火照った頭に巣食う残骸がすべて汗となって排出されて爽快。 寒気が押し寄せ風が冷たさを増すが、湯上がりの者にとってはほどよい涼しさ。 ただ存在するだけで心地いい。 生きる喜びを静か…
流す音楽はビリー・アイリッシュのバッド・ガイ。 自分自身の動きが俄然よくなって気がついた。 呼吸を小刻みにすると闘志が倍増しになる。 この音楽を聴くと自然そうなる。 カラダがキレキレになるのも当然だった。 家内が持たせてくれた携行用アルコールで…
誰もがしっかり者。 そんな印象が強い。 西大和で保護者役員を数年務め、その活動を通じ家内には何人ものママ友ができた。 前向きで誠実、皆さん信頼おける方々ばかりであり、学ぶところが多々あった。 家内にとっては役得であった。 そんな母らが有する聡明…
未来に思いを馳せる時間より、過去を懐かしむ時間の方がはるかに長い。 正宗屋のカウンターでひとり過ごしそう気づいた。 手にするiPhoneが過去への小窓を開く。 スクロールすれば、子らが小さかったあの当時に舞い戻ることができる。 当時は大変だった。 仕…
夜、閑散としたミナミを法善寺に向いて歩く。 久々の鮨うちやま。 午後7時、わたしが先に着き、まもなく金城院長が現れた。 ビールで乾杯し、ぽつりぽつりと言葉を交わす。 昨年5月、かねしろ内科クリニックが平野の地にて開院し、着実に在宅診療を行う訪…
苦戦することは織り込み済みの話だった。 遡ること6年前。 2014年の中学入試の際、理社の難易度に差がありすぎた。 とてもではないが3科受験では通らない。 浜学園からそんな苦情が大阪星光に寄せられたほどだった。 社会を選択したかどうかで合否が分かれ…
夜10時、二男が帰ってきた。 OBらとの練習を終えた後、うちの実家を訪ね風呂にも入ってきたという。 そんな話を聞くとわたしは嬉しい。 わたし自身がたまに実家に顔を出し、そしてわたしだけでなく息子らもときおり顔を出す。 単に顔を出すだけで喜ぶ人がい…
長男は大勢の友だちをうちの家に連れてきた。 中1の頃からであるから、のべにすれば結構な数にのぼる。 家内はまるで寮母。 そのたび彼らに食事を振る舞ってきた。 そんな彼らの結果が今日出揃った。 まことにめでたい。 全員が東大生か医学部生になったの…
日曜朝、家内とジムに出かけた。 早朝にもかかわらず結構な人の入りだったので驚いた。 大勢があちこちで盛んに息を吸って吐いて頑張っている。 そこに混ざることが躊躇われた。 大事をとり引き返すことにした。 部活の自主トレをするという二男を送り出し、…