KORANIKATARU

子らに語る時々日記

今年は夫婦二人でハレクラニ沖縄

昨年の9月は家族4人でハレクラニを訪れた。 息子二人は羽田空港を発ち、わたしたち夫婦もほぼ同時刻に伊丹から飛び立った。 那覇空港で合流しポーたまを買い、予約してあったタクシーに乗り込んで家族4人の賑やかな旅が幕を開けた。 あれから一年。 今年…

ありありと鮮明な思い出もいつかは褪せる

前夜に飲んだ分を清算するべく朝、武庫川を走った。 秋を思わせる涼風が川面をきらきらと波立たせて、実に爽快。 身支度を整え、まずは午前中に伊丹の顧客先へと出かけ、午後に入って事務所前にクルマをつけた。 そこでスタッフに運転を代わってもらい、奈良…

日常の一コマについてただ書いただけの日記

月曜はノンアルで過ごしたが、翌日はココロがビールを欲した。 出先での業務が長時間に及び、引き上げるときにはもはや余力が尽きていた。 帰ってジムへ行ったり武庫川を走るなど、想像さえできなかった。 こんなとき、わたしは自分に言い聞かせる。 わたし…

どう転んでも、健全な道しか辿りようがない

何年も何年も仕事をし続けていると、結果、仕事をこなすのに最適化された日常が確立されていく。 到達するスタイルはいたってシンプルなものである。 さっさと寝床に入ってぐっすり眠り、早朝から始動する。 要点はそれだけ。 そんな毎日に運動を取り入れ、…

人になるより最後はバービーになる方が絶対楽しい

9月になって朝の空気がやわらいだ。 カラダを圧するような熱気が薄れてちょうどいい。 秋の香をかすかに含んだ風に吹かれ日曜朝の武庫川を軽快に走って家に帰ると、家内が今日の予定をあらかた決めていた。 さっさと支度しわたしは助手席に乗り込んだ。 家…

大阪星光33期8人にプラス1

土曜日の夕方6時ちょっと前、北野坂木下の入るビルの前に到着した。 中を覗くと扉の向こう、一階の待合席に座るアベとオモテの姿が見えた。 奇しくもともに家内の主治医である。 やあやあと手を振って、家内を伴い中へと入った。 二人の隣に座っていたセー…

至福悦楽の余韻のなかに至極が混ざる

金曜の夜、現地で女房と待ち合わせた。 それぞれ最寄り駅からタクシーに乗り、わたしが鮨たけ屋に到着したとき、家内はちょうどカウンター席に腰掛けようとするところだった。 隣に座り、ほっと気持ちが安らいだ。 はじめてたけ屋を訪れたのは今年の7月のこ…

突き詰めれば誰もがアスリートみたいになってゆく

会って話せば、得られる情報の質が高まり、その量も倍増しとなる。 電話やメールやズームだと何かが足りず、どうしても薄味となって立体感を伴わない。 やはり面と向かってこそのコミュニケーションと言えるのだろう。 コロナ禍が少し落ち着き、先日、わしお…

強烈美味な品々がいまも脳裏に鮮明

夕方にはプサンを発つから、食べる機会は朝と昼のあと二回に限られた。 朝はソルロンタンの人気店を選んだ。 8時の開店と同時、タクシーで乗りつけた。 日曜の朝、彼の地定番の朝食の場は人で溢れていた。 濃厚な牛骨スープにごはんとうどんが入って、牛肉…

子ザル時代という大元が束ねられている

この日に備え、月曜、火曜とノンアルで過ごした。 水曜の業務を終え体調万全にて北新地へと向かった。 幹事役であるから一番乗りしようと開始時刻より早く店に入ったが、すでに座敷の奥でシマダとシバタが向かい合って座っていた。 やはりいくつになっても同…

食の本質について、ちらと感知した夜

朝の9時、ドライバーのイさんがホテルまで迎えに来てくれた。 ちょっと離れた港町にとても美味しいあわび粥の店があるとのことで、風光明媚な海岸線を一時間ほど走った。 海水浴場があって海宿が連なる地域の一角に店はあった。 田舎町なのにクルマが多い。…

出だしから味の歓待を受けたようなもの

夜になってもクーラーが欠かせない。 それくらい今夏は暑いとのこと。 しかし、大阪に比べれば過ごしやすく夏はこれくらいがちょうどいいと感じた。 ただ地球沸騰と言われる時代である。 海辺から吹く夏の涼風はプサンにおいても過去の話となっていくのかも…

気軽に楽しめるアトラクションのようなもの

中身濃厚な3日間だった。 すべての食事でほっぺが落ち、連日受けたマッサージで全身がとろけた。 誰もが優しく親切で、大阪よりも幾分か涼しく、海と山、そしてダイナミックに開発が進む都市部が渾然一体となって見どころも盛りだくさんだった。 満喫し尽く…

降り立った地は港町

早朝に業務を片付け、混み合う湾岸線を関空まで走った。 一時間ほどで空港に到着しまもなく飛行機が飛び立った。 到着はちょうど昼。 送迎のクルマをJTBが手配してくれていたが断って、わたしたちは別のミニバンに乗り込んだ。 家内がどこかから情報を聞きつ…

一日の幕開けはとても苦しいものだった

その昔、早起きを苦痛に思うことはなかった。 それ以前、仕事に追われ尻に火という状況に置かれていたから早起きしないことの方が苦痛だった。 誰もがまだ寝静まる時間に飛び起きて、息つく間もなく事務所に向かうという日々が長く続いた。 当時と較べ今はず…