KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

一無二少三多

朝から晩まで、全く力尽きることなく仕事し続けることができればどんなにいいだろう。 記録を読み返せば、出力常時100%という訳ではなかったけれど、つい数年前までは、夢見の理想ではなく、それくらいの仕事をしていた。 全く休みなく日の出前から皆が寝静…

エアー大目玉

夜半、叱責の電話を受ける。 枚方の業者さんからだ。 たいへんに厳しい口調である。 その方に叱責されたことなどないので一瞬たじろぐが、瞬時、こちらに非はない、クレームされる落ち度などどこにもないと一筋ぴっしと前後脈絡つながって判断する。 弁明で…

サンタの事情

小5の息子が星新一を読むようになった。 昨晩一緒に風呂に入っていて、ボッコちゃん収録の「悲しむべきこと」について語ってくれた。 サンタが資産家の家に強盗に押し入るという話である。 サンタクロースが実は金に困っているという視点は、星新一ならでは…

サルの惑星

家の前が公園で、町の子供たちが遊ぶ様を見ていて、なるほどこの辺りの少年少女は、礼儀正しく身なりもキレイで、感心感心、知性も大人並、末はどんな大物、はたまたスターになるのだろうと思わせるような、未来の香を存分にたたえた、希望がさんざめき合っ…

舞台裏

先日、ミナミの小さな飲み屋に寄った。 冷えたビールを味わいつつ仕事の兄貴分相手に「熱中症気味でだるい」といったお気楽な話をしていたところ、カウンターの並びで飲んでいた男性が話に入ってきた。 7年前に熱中症で23歳になる息子を亡くしたという。 …

脱「箱入息子」

星光33期同窓会の翌日早朝、芦屋ラグビー合宿場の兎和野高原へ向った。 お盆合宿の最終日である。 遠くから見かけた子らは元気そうであった。 何とか3日間のハードな練習を乗り切り、更に男を上げたようである。 西宮は暮らし良い反面、逆の見方をすれば…

名場面を刻め

生まれた頃から家は本だらけだった。 狭い家なのに、どでかい本棚に本がぎっしり詰まっていた。 物心つく頃には、(繰り返しになるが)狭い家なのに子供4人にそれぞれの机が設えられた。 中学生になる頃引っ越した。そのとき父が買った最も高価な家具はやは…

男子校でいい

中学高校と男子校であった。 大学は理工学部で、ここも実態としては男子校。 今のところ、子らも男子校でいいと思っている。 徹底的に勉強に励み、心身鍛え、人格磨く修練の場として学校を捉えた場合、男子校の方が収穫は大きいはずだ。 力がつくのはどっち…

家族旅行

お盆の家族旅行は小豆島である。 初めての小豆島となる。 小豆島はハワイ、バリ島、グァムに並ぶ人気リゾート地である。 新婚旅行で訪れるカップルは引きも切らないという。 だから子らは胸を張って小豆島へ行くんだと、ハワイに行く友達達に言っていい。 朝…

パパどこ行くの?

今日で免停が終わる。 明日の日曜、免許証を返還してもらえる。 これでやっと、運転できる。 士業者にとってクルマは、携帯とパソコンに並ぶ三種の神器である。 私のような下っ端士業者であれば、クルマの重要度は、更に増す。 顧客あるところ、役所あるとこ…