KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2013-06-15から1日間の記事一覧

慌ただしい一週間3

8 正宗屋の隣席は、橋下談義で盛り上がっている。 ちらちら視線を感じる。 私も話に混ぜようという善意の気遣いを感じるが、放っておいて欲しい。 仕事で話し疲れた。 ハイテンションで更に話したいようなときもあるけれど、たいていはもう黙っていたい。 …

慌ただしい一週間2

4 Amazonから届いたフェルディナント・フォン・シーラッハの本が届く。 「犯罪」の最初の短編を読む。 静かに始まり、静かなうちに物語が進む。 医師が妻と出会い、歳を重ねてゆく。 生活のあれやこれやについて妻の小言がエスカレートしていくが、語りは至…

慌ただしい一週間1

1 夫にするなら星光生、そのような説があるとどこかのおばさんが言っていた。 地の塩世の光教育によってもとから善良な人間性に更に磨きがかかりますます温厚篤実で品位ある人物が育成される。 左の頬をぶたれれば右の頬も奥方に差し出す潔さと忍耐力を備え…