KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「当たり前」のことを大切にする。

1運転していて気づいた。おお、今日は家族4人が勢揃いではないか。思い立って道すがら、一路お墓へクルマを走らせる。ちょうどここから半時間の場所、折角だから立ち寄ろう。THE お墓参り、2015年初の揃い踏み。好天に恵まれた4月29日休日、霊園の人影はま…

商店街きっての名店に寄って天六の福効医院を思い出す

1各地で今年最大の暑さを記録した4月27日、陽射しが徐々に陰っていくなか43号線をひた走り帰途につく。Trinity の Scarborough Fair が流れ、この夕刻の空気にあまりにぴったりなのでリピート演奏にした。日中の業務から解放されて心穏やかな夕刻。曲…

生活の実質

1晴天の日曜日、朝の空気が清々しい。家内伴い灘浜グランドに向かう。今日は中学生ラグビー春季大会3日目。試合は朝一番。家内がビデオを構え、私は一眼レフ時々持ち替えてiPhone。陣取る我々のもと、長男の学校の友達らも応援にやってきた。一人が勉強道具…

大学時代を偲んでいたら飲み会で再会した。

1先日、大学時代の友人から連絡をもらった。久々に大勢集めて飲み会を敢行する。場所は東京汐留和食えん、土曜日6時。42階からの夜景が綺麗だ、要参加。大久保の地にそびえ立つ不滅の楼閣、我らが51号館を眼前に仰ぎ見るような思いとなって懐かしさが込み…

ここではないどこか

1JR環状線に乗って、向かうは阿倍野の田中内科クリニック。定期の採血検査と併せ、疲労除去のためニンニク注射を受けなければならない。車中、朝日新聞を読む。宝塚線脱線事故の遺族や負傷者に対し実施したというアンケートについての記事に目が留まる。事…

辺境にあることすら地の利とする

1週明け月曜、先頭打者となる出だしの業務がなかなか手強い。十分に準備してきたが、いざ申請の段となればどうなることやら雲行き全部は見通せない。いくつかの不安材料が夢の中まで押し寄せてくる。眠りつつ段取りを考え、だから徐々に目覚め、そして夜中…

カラダのための次の一手

1今朝の毎日新聞。村上春樹がいいこと言ってる。善と悪が瞬時に動く善悪不分明の時代にあって、善い方向を示す無意識下の羅針盤はどこから生まれてくるのか。そう問う記者に村上春樹はこう回答する。「カラダを鍛えて健康にいいものを食べ、深酒をせずに早…

ゴールドとシルバーの粒子が舞う街

1真向かいの公園で鳥たちが一斉にさえずり始めた。一体何種類の鳥が騒いでいるのだろう。発せられる多様な音色が耳に心地いい。腕時計を見ると朝5:07。前の晩にマッサージ屋で90分しっかりカラダを揉んでもらったからであろう、疲れも抜け気分よく目覚める…

ぐったり過ごせるお家の幸福

1頭皮が酷く凝る。そのような症状が存在することを昨日身を持って知った。次のアポまでの待ち時間、午後3時頃、ぐったり感があって目についた本町の喫茶店に入った。業務の流れの都合で、田中内科クリニックの前を通りかかったのがついさっきのこと午後2…

入試の終わりを待つ時間

1気分軽やかとなるはずの仕事あがりの夕刻、疲労が抜けない。頭を薄らぼんやりさせたまま、とりあえずは自宅に帰る。岩盤浴やマッサージに向かう気力さえ起きない。家では真っ直ぐ食卓に向かう。ハイボールを飲みつつ、カウンター越し家内から出される前菜…

友情は、ダークな陰影のなかキラリと光る。

1帰宅すると二男が待ち構えていた。とっくに宿題は終わった、ビデオを観ようと誘われる。ああ、家族。かつて東京で一人暮らししていた当時の寂寥はどこへやら。14インチのテレビ見つめプラスチック容器の弁当を缶ビールで流し込んでいたあの世界。そことこ…

兵庫県春季大会が開幕し、久々ラグビーを観戦した。

1春の陽気に恵まれた日曜日。午前中早めに用事を終えクルマ走らせ自宅に急ぐ。家内をピックアップし、向かうは神鋼灘浜グランド。この日、統一地方選挙も第18回なら、兵庫県中学生春季フットボール大会も第18回。その初戦が行われるのであった。所属チーム…

ガッツポーズはしばらく取っておくことにしよう。

1エンジンをかけるとナビが言う。今日はガッツポーズの日です。そうか、4月11日はガッツポーズなのか。出だしから何とも縁起がいい。土曜午前、ツバメ君の運転で豊中を訪れる。そこで聞いた。豊中や吹田のいくつかの地域は、今を遡ること400年前に開発され…

決して安易に語れないことのはずなのに

1土曜日未明、前方のトラックの右側に白いビニール袋が吸い込まれていく。左側からそのビニール袋が吐き出されるが、一瞬後、それが白い猫であると気付いた。猫は立ち上がろうとするが果たせず、視線を一点に釘付けにしている。左車線の車列が猫の目前に迫…

タコちゃんイチオシの敏腕弁護士

星光33期の田中新二と言えば阿倍野天王寺界隈で腕を振るう名医であるだけでなく、私たちの間で人と人をつなぐ強力なマグネットの役割を果たし、同時に、マグネットであるからこそ人のつながりを万一毀損するような因子があればそれを的確に取り除くフィルタ…

3つの坂を走破するには伴走者があった方がいい

1のどかな春の風景をズームし我が身に迫れば、てんやわんやと切羽詰まり髪振り乱す中年が映し出される。真冬並の冷え込みが和らいだかと思えば、いきなり仕事がたてこみ忙しさは増すばかり。時間に追われヒーヒーむせびつつ業務の間隙を縫って夢想する。こ…

この日、第66回入学式が行われた。

1午前中にあらかた用事を済ませる。出かける間際、あっそうそうと思い出し、デスクに戻って「伝染るんです。」全5巻を注文した。子らのバスルームでの課題図書として是非とも加えるべき古典であろう。寒が戻って微か小雨交じる大阪である。傘は差さず四天王…

すべてが懐かしい再会

14月4日と言えば、公認会計士清水章夫の誕生日である。この歳になれば誰もそれらしいようなお祝いの言葉は発しない。ただ心のなかそれぞれに相手のことを思うだけのことである。この土曜日午後、面談業務が詰まっていた。平日に来所難しい方の都合に合わ…

雨の金曜、密か友人にエールを送る。

1雨の金曜、ツバメ君の運転で豊中周辺の顧客先を回る。国会をズル休みし男と旅行していたのではないかという女性議員の話題がテレビで取り沙汰されている。私は初めて知った。ツバメ君が言うには、このところテレビはこればっかりだという。一見して程度知…

桜咲く雨の街路を歩いて友人のブログを散策した。

1午後4時、一旦、仕事が切り上がる。場所は摂津本山。早朝から根を詰めて働いた。今日はお開き、と決めた。電車は使わず、ぶらり歩くことにした。小雨模様のなか傘を差したり畳んだりしながら東ヘ向かう。十字路に差し掛かる度、2号線を垂直に横切る通り…

大阪に明日はあるのか会議議事録(1)

1地図で見当をつけてから出かけたにも関わらず辿り着くまでに目的地を何度も通り過ぎることになった。遊び慣れない生真面目な中年にとって夜の難波は複雑怪奇、魔界と呼ぶべき場所と言うしかない。紅炉庵の薄暗い階段を上って行く。木目の引き戸を右側に開…