まだ時間が早かったのでひとつ前の駅で降りた。 改札を抜け通りに出て信号を待つ。 左手に視線を感じ、肩越しそちらに目を向けた。 自転車にまたがった男性がわたしを凝視している。 父だった。 わたしは歩み寄る。 なんでここにおるねん、それが父の第一声…
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