KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

フリースにクマのワッペン

朝いちばんに北野天満宮を訪れ、絵馬を奉納した。 紅葉は最盛期を過ぎていたが、空の青に映え見応えがあった。 もみじ苑をぶらり歩いて、それだけで秋の京都を十分に満喫できた。 続いては焼肉にし田。 赤身は特上を各種600g、白身は400gずつ買い込んだ。 …

腹が減って仕方ない

負荷強めの仕事と対峙せねばならなかった。 すっかりベテランという域にあるが、締め切りもあって息苦しいといった感を免れなかった。 数日格闘し目鼻がついた。 この土曜が山場となった。 最良のコンディションで書類作成に入れるよう、前夜早めに床につき…

世界津々浦々でフェイク・ピープルが増殖中

金曜の夜だから、たこやで中トロなど刺身の盛り合わせを買い、ついでに息子の夜食として鳥清で骨付きもも肉を買い、十一屋でスパークリングを買って帰宅した。 家内はわたしからの中トロ獲得の報を受け、ガーデンズまでクルマを飛ばし沢庵を買い求めた。 そ…

誰の笑顔が頭に浮かぶか

たまたま機会があって、料理の写真を家内は見せた。 やりすぎ、と何人かに笑われた。 ちょうど長男が大学入試の直前期に入った頃のことだった。 その話を昨夜夕飯のときに家内が思い出し、夫婦で笑った。 誰か他人に食べてもらう訳ではない。 実の息子に食べ…

エデンの園

深夜、階下からの声で目が覚めた。 息子が夜食を食べながら家内と話をしているのだった。 学校で部活仲間とひさびさ一緒に昼を食べたという。 場所は彼らが言うところのエデン。 校内の蕉蕪園のことである。 江戸元禄の頃、眺めの良いこの地に料亭「浮瀬」が…

思い出し笑いは平和の証拠

朝、キッチンカウンター越し。 家内がミルクボーイ風に話し始めて、仕方ないので息子もミルクボーイ風に応じた。 そんな様子が思い浮かんだものだから、帰途、ひとり路上を笑って歩いた。 その余韻が表情に残っていたのだろう。 夕飯の際、家内に聞かれた。 …

向こう一年すべてが晴れた

未明の時刻、目が覚めてまずはガソリンを満タンにした。 遠出に備えたのであったが、朝のワークアウトを終えて家内が言った。 行楽地はどこも人で満杯。 感染が急拡大しているなか、人で混み合う場所に首を突っ込むのはやめよう。 それで電車に乗って、閑散…

ええんちゃう、気にせんで

どこか出かけよう。 そう話していたが、息子を送り出したあと家内がソファで寝入ってしまった。 疲れているのだろう。 起こさぬよう毛布を掛け、わたしはひとりジムへと向かった。 たっぷり一時間。 晴天の秋の空を窓外に見て筋トレに取り組んだ。 みなぎる…

深夜、食卓が最高潮に達する

今夜は鍋にする。 家内がそう言ったので、仕事とジムを終えたあと、とらふぐを買って帰途に着いた。 冬は鍋。 夫婦で向かい合わせ。 十一屋で選んだスパークリングを開けて乾杯した。 飲むごとに家内の饒舌が勢いを増して楽しい。 そうそうと日中に買ったコ…

週末金曜、両親と静かに過ごした

週末金曜、夜は実家。 ビールを買いそびれたので、冷蔵庫にあった発泡酒を両親のコップに注いだ。 母の手料理を食べ、祖父の命日を両親とわたしの3人で静かに過ごした。 昨年までは親戚も顔を出した。 が、コロナもあってこれでひとつの区切り。 これまでの…

美貌と知能が等価で結合

PayPayだといろいろ得する。 家内がそう言うから互いのiPhoneにアプリをインストールした。 美味しいと噂のイタリアンがあって、PayPayだと25%の割引がある。 家内がそう言うから、早速使ってみようとなって夕刻二人していそいそと出かけた。 奥の席に向か…

聞けば、海軍の生き残り

この日も夕飯は良質のたんぱく質で占められた。 アワビにマナガツオにチーズなど。 世には肉以外にも栄養あっておいしいものがたんとある。 ビール一缶をゆっくりと飲むわたしの横に家内が座り、タブレッドでいろいろなインスタ写真を見せてくれた。 芦屋の…

どのみちこのみち、わたしたちの子2

堺東での用事を終え、その帰途、きじ歯科西田辺診療所に家内は寄って歯についていろいろと相談に乗ってもらった。 先週は同様の行程で、もりやまクリニックを訪れ、今度は福効医院で世話になるようであるから、もはや33期の一員みたいなものである。 この場…

放課後だって色彩豊か

塾に行けば女子がいる。 四天だと近所だからか自然な感じで会話が生まれる。 そうやって顔見知りになって、勉強の合間、一緒に食事することもある。 男子だらけというより、男子だけが存在する学校の極端が、ほんの少しは矯正されるという点で、塾のメリット…

空晴れ渡り、心も晴れた

クルマで走ること一時間。 景観が様変わりした。 奈良桜井は四方八方、見晴らしがいい。 空は晴れ渡り、心も晴れる。 窓を開けると秋の香をたっぷり含んだ涼風が心の内まで吹き込んできた。 目指すは安倍文殊院。 三人よれば文殊の知恵のその文殊。 智恵の神…

目が覚めて寝床でただ書いただけの日記

土曜の業務を終え、ジム。 そして夕刻に天満橋。 21期から39期で集まった。 このところ飲み会など全くなく忘年会の予定もない。 が、星光生同士となると話は変わる。 一種の家族。 密は避けつつも、酒酌み交わし楽しい時間を過ごした。 一次会で退散し天満橋…

隅から隅まで強靭男子

毎夜、息子が肉を食べる。 それが疲労回復に最も効くのだろう。 だから道々、わたしは肉を調達する。 この日、明石を後にし長田の平壌冷麺で遅い昼食をとった。 そのときふと新生公司の焼豚が頭に浮かんだ。 電車に乗って元町で降りた。 山を背に海に向いて…

内に灯った小さな光

今思えば、若気の時代は暗黒だった。 明るく楽しく振る舞ってはいたものの内実とは裏腹。 考えることも現実に噛み合わない空虚な内容が多かった。 つまり、コンプレックスの塊であってノイローゼ。 精神科で診てもらえば何か病名がついたのではないだろうか…

福と笑いの好循環2

帰宅すると掃除屋さんが作業していた。 この掃除屋さんが饒舌。 様々な家庭の中へと入り込む仕事だから、話を通じて見える人間模様が実に面白い。 もちろん職業者の心得として個人情報は秘されている。 そのせいか、フィクションまがいの出来過ぎ話も多々あ…

ひとりであっても、ひとりではない

河内山本駅前からバスに乗って15分ほど。 あたり一帯、寂れた地へと運ばれた。 降りると、凍てつく寒さ。 バスが走り去って、暗闇の濃度が一気に増した。 予定時間より早かったが、iPhoneを頼りに訪問先までまっすぐ向かった。 路地の暗がりを右へ左へと歩き…

平然と自分自身でいられる

日が暮れて寒さが増した。 ニット一枚では耐え難い。 駅へと一目散。 自ずと急ぎ足になった。 帰宅すると家内がわたしを待ち構えていた。 用意されたウェアに着替え、一枚上に羽織って家内とともにジムに向かった。 地元の商店街をぶらり歩いて、家内の二万…

すべての過去が並走している

クルマを走らせ京都までわざわざやってきた。 そう思うから地元で買うより多めの注文となった。 赤身はロース、ハラミ、カルビ。 すべて特上で600gずつ頼んだ。 ホルモンは、ミノサンド、ウルテ、テッチャン、センマイ、シマチョウ、その他ミックス。 それぞ…

目的は感動

日曜日の朝。 目が覚めて、眠りの余韻に浸りつつ今日一日について考える。 今日のテーマは肉。 先週、ベランダで焼肉を食べた。 焼肉だから当然おいしい。 が、何かが足りなかった。 そう、感動。 感動を求めるならその対価を払わねばならない。 だから今日…

週末金曜、家路を急いだ

京都からの帰途、大和西大寺を経由した。 時間調整のため駅構内の売店街をぶらついていると、焼き芋と目が合った。 熊本産シルクスイートという銘柄を写真に撮り、「要る?」と家内に写メを送ってみた。 「オーマイガー!」と最大限の賛意を示す返信がすぐ届…

いろいろあったがすべては済んだこと

夕刻、商店街に寄り、川繁でうなぎ、たこやで中トロ、アジ、イカ、カンパチの刺身をそれぞれブロックで買った。 途中、コンビニでビールも調達し、まもなく実家。 月末には顔を出すよう心がけているが、今月は5日遅れでの訪問となってしまった。 家に上がる…

ゴールデンコンビの相乗効果

時刻は午後8時。 業務最終地点が天王寺。 前回同様、正宗屋に足を向けることなく、駅で缶ビールをひとつだけ買ってまっすぐ家へと向かった。 夕飯の支度はすでに整っていた。 家内はひとりテレビの前にちょこんと座って、長男の試合のビデオを飽きもせず注…

家族揃ってインフルエンザの予防接種を受けた

水曜日の朝、家族3人でクルマに乗り込んだ。 わたしは助手席に座り、「インフルエンザの予防接種を受けるので遅刻します」と学校に電話した。 向かうは、わしお耳鼻咽喉科。 5分もせぬうち到着し、裏の駐車場にクルマを停めて開院の時間を待った。 その間…

都構想否決の失望感はさほどでもない

大阪から西宮に居を移したのは、長男が小学校に入学する直前、2007年3月のことだった。 当初、大阪市内でも物件を探してはいた。 が、豊中在住の不動産屋の言葉が決定打となって、大阪市内を転居先の候補から外した。 「大阪市内は仕事をするところであって…

今年は上位の層がかなり分厚い

息子を送り出し、日曜日の朝、ヒロコーヒーのゆったりとしたカウンターで家内と過ごす。 今日の予定を話し合い、まずはジム、そして昼はどこかで寿司を食べ、帰りに肉をたっぷり買って夜は息子のためにベランダ焼肉と話が決まった。 トレーニングウェアに着…

誰かに話して心のバランスを取り戻す

土曜の夜は久々の飲み会だった。 まさに三密回避。 座敷テーブル一つに一人が座って、間隔は十分。 皆が広間に散って陣取る様は各自守備位置についた野球チームのようであった。 それでも皆声がでかいから、会話は盛んで交流は濃密なものとなった。 皆と別れ…