KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

だから真っ当な答えが導き出せる

誰かにつまらない物言いをされることがほとんどない。 仕事で何か見咎められることが稀に生じても、嫌味が聞こえてきたり難癖をつけられたりしない。 ほぼすべての人が丁寧に接してくれ、一応は立場を尊重してくれる。 そういう意味で恵まれているが、キツめ…

結びの言葉は決まってファイト

日曜朝、息子を送り出す。 夏場なので持たせる弁当はひとつのみ。 後は外食で済ませることになる。 彼も彼なり「孤独のグルメ」的な世界を有している。 弁当が一食減れば、それでその分増す充実がある。 いろいろ外で食べて楽しく、得られる学びは小さくない…

天気予報は夜から雨、そんなある土曜日の記録

朝一番で事務所に入り業務完遂の目標は昼。 根を詰めて取り組み午後2時5分に仕上がった。 流れた音楽が一曲も思い出せない。 それくらい集中できたからまさにフローの状態に入っていたと言える。 これは結構気持ちがいい。 ご褒美にラーメンを自らに与えた…

忙しい月末、ただ書いただけの日記

何か買って帰ろうか。 そうメールを送ると、いま難波駅だと家内から返信があった。 午後、きじ歯科にて診察を受け帰る途中なのだという。 では野田阪神で合流しようと話が決まった。 道すがら、商店街でイカ、中トロ、サーモンといった刺身を選び、焼き魚用…

たまには夫婦で夕飯を共にする

天気は何とか持ちそうだった。 もし降り出しても屋外を歩く区間は極小。 家内が傘を持っているだろうから帰り道も心配は無用だった。 それで傘を持たずに事務所を出た。 帰宅ラッシュの時間帯、京橋駅は人であふれかえっていた。 駅から続くプロムナードを大…

1999年から2020年へとひと跨ぎ

午後の面談業務が早くに終わって時間が空いた。 となれば、マッサージ。 すぐに電話し駆けつけた。 前日、かなり長めの書面をこしらえ、その疲労が残存していた。 頭がうすらぼんやりとし、視界にかすみがかかったよう。 カラダの諸機能を早急に復旧させる必…

ボタンひとつで夫婦に平和がもたらされる

家内が仕事の手伝いに来ていた。 帰りは運転を頼んだ。 夕刻の阪神高速。 家内の二万語がBGMとなった。 ほとんどすべてがドラマの話。 Netflixはこのように夫婦の些細な日常に多大な影響を及ぼしている。 あっという間に家に到着した。 夕飯の支度にとりかか…

自信が可動域を大きく広げる

自分は出来損ないなのかもしれない。 理由は定かではないが、そんな疑念が昔からつきまとっていた。 それが薄れたのは、自我もほどよく枯れたつい最近のことである。 つまり出来不出来などどうでもよくなり、悪念が薄まった。 悪念が薄まると、どう考えても…

やるだけやって後は運

日曜朝、わたしは武庫川を走り家内はジムでトレーニングに励んだ。 朝9時半に家で合流し電車で出かけた。 行き先は息子の塾。 夏を前に保護者対象の入試説明会が行われた。 さすが大手、資料が精緻。 東大も京大も3年連続で英語が難化している。 長尺の問…

女房との定型会話

日本だと会話は天気の話から始まる。 いまならたとえば、「涼しいですね」「長い自粛でCO2が減ったからかもしれませんね」といったやりとりがあちこちで交わされる。 これが韓国や中国といった東アジアの国だと食事の話から会話が始まる。 「ご飯食べました…

なにもかもが平穏無事

事務所を出てタクシーに乗り込んだ。 ツバメ君を伴い向かうは心斎橋にある「遊肴」。 約束の時間10分前に到着し、座敷の下座に腰掛けた。 相手の方々が見えて、そこから3時間。 大いに食べて飲んで話して過ごし、時が経つのも忘れて打ち解けた。 午後9時を…

飯と肉、その充実が賢母の務め

雨の奈良にて早朝からの業務を終えた。 時刻は正午。 阪神高速で大阪を素通りし、午後早い時間に帰宅した。 家でも仕事環境が整っている。 容赦なく降り続ける雨の音をBGMにし家で静かに業務をこなした。 夕刻、家内が帰宅した。 仕事の手伝いの後、ジムに寄…

たまに夫婦で道草を楽しむ

業務を終え、明石駅で途中下車した。 改札を抜けると家内の姿があった。 待ち合わせ時間より早く着き、あたりをぶらぶらしていたという。 夕刻、太陽は雲間に隠れ風が涼しい。 二人並んでぶらり歩いて向かうは寿司大和。 子らが小さい頃、よく訪れた。 明石…

刻苦の日々も確かにあった

帰宅すると家内がNetflixでドラマを鑑賞していた。 ソファのクッションにカラダを預け、とても楽しそうに見える。 画面を覗き込むとあらすじと登場人物について家内が説明をしてくれる。 やはり家内が実に楽しそう。 ドラマの内容より何より家内が楽しんでい…

何の変哲もない夕飯の光景

夕食前、腹筋とスクワットを家内に課された。 今後、食前の儀式となるらしい。 さあ、あと10回。 家内の声に従うが、その掛け声はこのあと数度も繰り返された。 ひと汗かいて、ようやく食卓についた。 ワイルドターキーで作ったハイボールを飲んで夕飯の仕上…

彼らのお古なら喜んで

晴れますように。 そんな願いも虚しく、朝になっても雨が降り続いた。 せっかくの日曜であったが武庫川を走ることも、どこか遠出することも諦めた。 家内はリビングでオンラインヨガを受講し、わたしはジムで運動に励んだ。 感染防止のためジムの窓は開け放…

一緒に楽しく歩いてゆける人であれば誰でも

早朝から事務作業を駆け足でこなしジムで一汗かいて午後、王寺へ向かった。 会議を終えて帰り道、久々に正宗屋を訪れた。 正宗屋は何も変わらない。 いつもと同様の賑わいのなか一人寡黙に過ごした。 食事を終えて事務所に戻り後片付けを済ませてから家路に…

心を無にして、後は委ねる

仕事で明石に通ってかれこれ8年になる。 最近は明石の先にも行く用事ができ、何やかやと通ううちすでに3年の月日が経過した。 8年も3年も長短の差はなく、いずれもあっという間。 もしわたしが不出来な男であれば、とうの昔に出入りする用事はなくなって…

梅雨入り二日目、とてもいい店を見つけた

この日は走らず、サウナで汗を流した。 待ち合わせ時間ちょうど。 改札の前に立った。 電車が入ってきてしばらく後、家内からメッセージが届いた。 降りるん忘れた。 ひと駅先まで行って戻ってくる家内を引き続き改札に立って待った。 無事、姿を現した家内…

三銃士のユニフォームはラルフで決まり

朝、二男が着替えて驚いた。 胸、肩、背中のシルエットが、完全に大人の男。 ラルフのスウェットシャツがここまで似合う男はなかなかいない。 まるで韓流スター。 夫婦で思うことは全く同じだった。 雨も平ちゃら。 水も滴るその逞しいガタイを夫婦して見送…

幸福に触れることは幸福

京都まで家内に運転してもらい午前中に業務を終え、昼を済ませてから別行動をとった。 わたしは電車で遠く明石を目指し、家内はクルマで帰ってジムに向かった。 夕刻、車窓の向こうに広がる海を眺めて家路についた。 一日が慌ただしければ慌ただしいほど業務…

Focus on what you love

業務の最終地点が西宮。 早い時間の帰宅となった。 夕飯までに時間があった。 灼熱の武庫川を走った。 毎度おなじみの60分コースを走破したが草臥れ加減はいつもの比ではなかった。 食前に飲むビールはまさに命の水の味わいと言えた。 お酒をハイボールに切…

ある日曜日の記録

明け方は肌寒かったが、日が差し始めてたちまち火照った。 直射の熱を避けるため頭にタオルを巻いて武庫川を走ること一時間。 走り終えて久々、家で朝食をとった。 生エビの醤油漬け、テールスープ、ひじきのおひたし、鶏肉となすの煮物。 おかずは多量でご…

食の二大勢力が同居する

今日は仕事をしない。 久しぶりの完全オフとなる。 快晴の武庫川を走った後、家内と出かけ食材調達に付き合うことになる。 京都にし田で肉を買い、夜は家族3人でベランダに集まって過ごすことになるだろう。 うちの母からの差し入れも届く。 御幸森にある櫻…

1日5分のビジネス英語を聴くようなもの

大会は中止となり出場する試合の予定はないが、自主トレは続く。 一日の勉強を終えて夜、ランニングのあとグラウンドを駆け回りドリブルしシュートする。 最後はダッシュで締め、家で筋トレして仕上げる。 公園での練習の合間、一息つくとき決まって話しかけ…

そのとき北の大地に光が差した

忙しい日が続くと木曜に疲労のピークがくる。 放置すれば金曜は台無しになり翌週にも響く。 だから六甲道で業務を終えたとき、半時間でもいいからと灘温泉に飛び込んだ。 ぬるめの温泉とひんやりとした源泉に交互につかり、これで下ごしらえは完了。 事務所…

訳もなく目指すは正会員

昼、ラーメン屋に入った。 カウンターの薬味を見るとニンニクチップが置いてあった。 この後、会うのは家内だけ。 どっさりとラーメンに投入した。 この日、家内に仕事の手伝いを頼んでいた。 午後、役所で合流した。 待合で話していると、家内が顔をしかめ…

石段を二段飛ばしで駆け上がる

近くを通りかかったので、実家に寄った。 顔を出すのは二ヶ月ぶりのことだった。 両親ともに元気そうでなにより。 ジムに通えない間、父はウォーキングに励んでいた。 ちょうどいい傾斜の石段が散歩コースにあり、そこを二段飛ばしで駆け上がるのを日課にし…

人は誰でも裸で生まれて孤食に行き着く

朝と昼に不満はないが、夜が課題。 事務所至近の場所に松屋となか卯があって早朝から食事にありつける。 昼も選り取り見取りで申し分ない。 界隈はラーメン激戦区。 自ずとラーメンを選ぶ頻度が高くなる。 そのなか中華そば ふじいが特筆のおいしさであるか…

二ヶ月ぶり、ジムで呻いた

ジムを訪れたのは3月20日以来のこと。 2ヶ月以上にわたりジムなしで過ごしたことになる。 その間、家内と武庫川を走り、六甲山に登り、最近はひとり淀川沿いを走っていた。 季節を感じ自然にも触れることになって心に好作用もたらされたことは間違いないが、…