まだ明るいうちからワインを開けた。 酒の肴は昔のアルバム。 夫婦で過去に分け入り、互い思い出を語った。 どういう訳かこの日は子らの手へと話の焦点が結ばれていった。 家内に続いてわたしも手にまつわる記憶を振り返った。 空晴れ渡る夏の終わりの日曜の…
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