KORANIKATARU

子らに語る時々日記

野田の商店街

パリッとした出で立ちの店主が店先に立ちふと目をやった。何百回となく往復した商店街入口に紳士服店があったことを初めて知った。全く気づかなかった。時代が移り変わる以前、地域不動のコーディネーターとして全幅の信頼を寄せられていたに違いない。衰えぬ威厳を感じつつ、敬意をもって通り過ぎた。