KORANIKATARU

子らに語る時々日記

男子の会話

事務所の片隅で長男が終日試験勉強に取り組み揃って二男を塾で迎え男子三人互いを労い帰途につく。

部活と勉強だけの生活だと長男が言う。

塾と勉強だけの生活だと二男が応え一拍おいて父たる者の言を待つ。

仕事、だけの毎日だとの表明に「きしょい人生やな」と満更でもない風に互い頷き合うのであった。