KORANIKATARU

子らに語る時々日記

突如現れた韓流スター

食事を終え駐車場に向かう。黒塗りのバンが入ってきて空いたスペースでアイドリングしたまま停車している。

大阪下町のヤンキーに違いない、目を合わせないようにする。

バンから何人か外に出てくる。チラと目をやる。

背が高く、なんと言うかスタイリッシュだ。

女 性もいて、これは普通ではないカワイサである。

クルマを走らせつつ家内が気づく。あれらは韓流スターではないか。

ちゃんと確かめようと来た道を戻ってみる。

さっきの黒いバンにカメラが向けられている。ロケバスが停車し、照明やら機材持ったスタッフが走り回っている。

やはり何かスターなのだ、と後を追ってみた。

行き着いた先は、お好み焼き屋のオモニ。

韓国語が飛び交っている。そこらに立っている人に、スターが来てるの?と聞いてみた。詳細把握するものなどおらず、しかし、おそらくは何かスターが現れたということだけは確かなようであった。

駐車場で待機していた彼ら彼女らは明らかに普通の人の様子ではなかった。スターは実在しているのだ。