産経新聞で「ノルマンディー展近代風景画のはじまり」が紹介されていた。
ノルマンディーの猫の目のように変わる空模様、光の表情が多くの画家にインスピレーションを与えてきた。
そんなピクチャレスクなノルマンディーをテーマとした絵画展が新宿で開かれているという。
例えば新宿が西九条の次の駅あたりだったら駆けつけるところだが、あいにく西九条の次は弁天町。
ネットでいくつか検索し、ノルマンディーについてはウジェーヌ・ブーダン『トゥルーヴィルの海岸にて』が気に入った。
作者没後五十年以上経過していることを確認し拝借、iMacの壁紙とした。
iMacという小窓から百年以上前の海と空がのぞき見える。
描かれた人々の末席で、そこに吹く風や波の音をありあり体感できるかのよう。
仕事場の空気が少し和らぐ。
結婚20周年の記念旅行はノルマンディで決まりだろう。