KORANIKATARU

子らに語る時々日記

名曲を運んで走る神戸湾岸線

この道を真っ直ぐ進むと海に出る。
そう言うと、助手席の二男がナビを操作した。
画面に北港の3Dイメージが表示される。
現在地点と海との距離感がナビで一目瞭然となる。

Coolio の Gangsta’s Paradise が流れ、二男に映画 Dangerous Mindsについて話しつつ、まっすぐ海に向かってクルマを走らせ高速入口を駆け上がる。

旋回するように右手に折れ、左に海を見ながら海上の道を神戸方面へ進む。

やがて音楽は、Black の Wonderful Life となって、昔なつかしの名曲であり旅先のファストフード、例えばバーガーキングなどに入れば、たまに耳にするこの曲について説明する。

夜の阪神高速湾岸線は光に満ちている。
左手には湾岸沿いの工場地帯の照明、前方に六甲山に散りばめられたようなの家々の灯、右手には阪神間の街のネオンが見える。

湾岸線は夜、一際美しい。

Lily Allen の Littlest Things を聴き終えると丁度、鳴尾浜の高速出口が目の前に迫った。

小曽根線に入ったとき Wannabe が始まった。
ひたすら北上する途上、Spice Girs については、一度 YouTube で見ておくといいよとノリノリで話しつつコンビニで車停め、飲み物買って途中休憩。

さあ、家まであともう少し。
ラスト流す曲は、I Wii Survive。

歌詞を教え、二人で、握り拳掲げつつ、「 I will survive 」と連呼する。
家に着くまで一体何回そう叫んだことだろう。