年明けからも激務は続き、ようやく下旬に差し掛かりピークは過ぎた。
まさに肩の荷が降りるというのはこのようなことであろう、呼吸が楽になったような気がする。
あれやこれやと押し寄せ忙しすぎた。
日記書く余裕などどこにもなかった。
年末年始の休日にしても二男が受験であったので喜んで返上することとなった。
仕事納めの直後から、二男の公開テストの算数と理科の間違った問題を自ら解き直し、付せんを貼り、空き時間を見つけては二男の横に座って弱点補強に努めた。
朝晩の送り迎えをし、問題を解き、合間合間、最大出力で仕事をこなした。
二男も頑張っているのであるから、私も頑張って当然であった。
そして、明けない夜はない。
18日、合格発表があった夜、遅い時間であったがタクシーで西北のジュリエッタに向かい、家族でのびのびと食事し過ごした。久しくなかったくつろぎの時間を堪能したのであった。
帰宅し、もう勉強しなくていいよと「がんばれ元気」全巻を本棚に並べ、スカイハイ、エスター、きっとうまくいく、第9地区などあらかじめ借りてあってDVDを二男に渡した。
人心地つく時間が始まる。
まさに、骨休め。
限界ぎりぎりの負荷に耐えぎしぎしにきしんだ骨を、ふんわりと回復させてゆく過程は極上である。
至福の時間をしばし過ごし、そして、間もなく、視線を上げて次へと向かうことになる。