KORANIKATARU

子らに語る時々日記

時が過ぎ夜が深まっていく

駅の階段を降りる。
時刻は午後6時過ぎ。

向かい側の階段をこちら向きに降りてくる二男の姿がみえる。
どうやら同じ電車に乗っていたようだ。

二男は私に気付かない。
あとをつけるようにして歩く。

制服を着ていると凛々しく見える。

改札を抜け更に真後ろに迫る。
不穏を感じ二男が振り向いた。

不審者ではなく父であった。
ほっと安心したような表情を見せ二男は笑った。

二人並んで夜道を歩く。

今日の部活の様子について二男が話す。
整地に励んだご褒美にミニゲームに出場できた。
試合は楽しい。

そのような話を聞きつつ、明日の予定について二男に尋ねる。
明日は洛南の友達とボーリングに行くという。

この歳になるまで二男はボーリングをたしなんだことがない。
家内はゴルフもボーリングもテニスも達者だが私がしないので家族全員がそういったアクティビティから縁遠くなってしまった。

たまに同じ電車で顔を合わせる洛南の友人はボーリングなどお手の物。
それで二男はお手合わせを願い出た。

子は子、親は親、週末の予定がだんだん合わなくなっていく。

帰宅する。
長男は神戸までラグビーの練習に出かけ留守であった。
家内に聞けば明日もラグビーでその後で学校の先輩とラーメンを食べに行くとのこと。

四人揃うのは勤労感謝の夜だけとなりそうだ。

夕飯は家内のディナーショー。
テーブルにつく聴衆は私と二男の二人きり。

お喋りしつつ、キッチンカウンターの向うから家内が料理を次々差し出す。
帰途買ってきた龍眼という白ワインを家内のグラスに注ぎつつ話に耳を傾け料理を味わう。

食後二男はマカロンと紅茶。
家内はワイン。
私はハイボール。

三者三様のドリンクを傍らに団欒の時が過ぎ夜が深まっていく。
芯からくつろぐ。

久々ゆっくり過ごせる連休となりそうだ。

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