KORANIKATARU

子らに語る時々日記

桃太郎の映る写真を金太郎に転送した

7月9日を初日にかれこれ2週間になるが休んだのは14日の夏会の日一日だけである。
三日坊主圏はすでに突破しジム通いは習慣になったと言っていいだろう。

その代わり、以来、和らかの湯へ足を運ぶことがなくなった。
一つ習慣が根付けば、押し出されて消える習慣もあるということだ。

一週間の働き詰めから解き放たれた土曜夕刻。
家内からメールが届く。
餃子を焼く、ビールもキンキンとの甘言寄せられるが、わたしはいったん自宅を電車で素通りしジムに向かった。

日によって眺める映像は様々だが、この日トレッドミルのYouTubeをコールドプレイのミュージックビデオに設定した。
音良く映像良く、力入ってリズム良く走ることができた。

しばらくコールドプレイをヘビロテすることになりそうだ。

ジムで汗だくとなって近所の風呂に寄る。
これも恒例。

すべてのプロセスが心地いいのだが、風呂をあがってクルマに向かう道のりだけは、せっかく汗流したのに汗がぶり返しやや不快になる。

この土曜、甲陽中3らは豪州へ飛び立ったと聞いた。
その話を思い出し、来年の夏の旅先は必ず涼しい場所にしようと心に決めた。

一人沈思する快適な時間を車内で過ごし、まもなく自宅。

家内がさっそく料理を出してくれビールで乾杯する。
家では滅多に飲まないが、率先して出されたのを拒めばそれはそれで奇行みたいであるから素直に頂戴する。

餃子にビール。
それで一セットの料理のようなものである。

二人で食事していると二男からメッセージが届いた。
わたしと家内で共通する最大の関心事が子。

さっそく二人でハロッズの写真に見入る。
新婚旅行で訪れたきりであったので、もはや記憶に微か。
二男から送られてくる写真を手がかりに当時の記憶を辿って、そこにいま二男がいることに二人して不思議を感じた。

現地スタッフのSNSを見ると案の定、ロンドン・エクスカージョンの写真がいくつかアップされていて、家内と二人で息子の姿を探すことになった。

ちょうどそのとき、日曜に友だちが泊まりにくると長男からメールが入る。
いつか彼もその地に行くことになるのだろうと思いつつ、桃太郎の映る写真を我が家の金太郎に何枚も転送した。

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