桃に生ハムを乗っけってワインを飲む。
なかなかいける。
たまたまの巡り合わせでみてもらった占いについて家内と話し合う。
占いを頼みにしたことなど一度もないが、耳あたりのいい言葉を聞くのは悪くない。
そうであったのかとにやつきながらワインを傾ける。
四年後という言葉が深く刻まれた。
四年と言えば子らが皆出払う時期である。
その符号によって占いが的を得たものに思えてくる。
何であれ区切りは必要で、それはジムでも仕事でも子育てでも同じこと。
あと四年。
それで何かが様変わりする。
そうだと思っていれば、そうなるのだろう。
やりたいことは山ほどもある。
例えば長い長い旅行。
遠い旅先の地にてワイン飲みつつ、占いの顛末について家内と話し合う。
四年後そうできれば実に素晴らしい。
占いを信じるタチではないけれど、区切りについて示唆受けたことは収穫であった。
おかげでオリンピック目指すアスリートみたいに意欲あふれる四年を過ごすことができそうだ。