KORANIKATARU

子らに語る時々日記

まっちゃんが迎えに来てくれる

まもなく関空に向けクルマを走らせる。
ここからしばらくはずっと家内と行動をともにする。

だから当分つぶやくことも日記を書くこともままならないという状況になる。

そもそもつぶやいたり日記を書いたりといったことは一人であるからできることであり、誰かと一緒にいるのにそんなことをしていたら、かなり変であって場合によっては痛々しい。

いいね行き交うSNSの底流にはミテミテ、キイテキイテとだれかれ構わず関心求めるぽっかり穴あいたような寂寥が横たわっている。

一緒にいても連れ立って行動するうち時間の死角が生じ、つぶやいたり日記を書いたりできる間隙も見い出せるかもしれないが、そんなことには気を取られず、ここはひとつ良い機会であるから、人生をともにする連れ合いと静か過ごしてみようと思う。

まっちゃんが空港まで迎えに来てくれる。

北京ダックの店を予約してあるのでお腹空かせて来るようにとのメールも届いた。
食事の後はホテルから歩いてすぐの場所、雑技団の席も取ってくれたようである。

持つべきものは友。
その友が星光生であれば本当に素晴らしい。

記録的な猛暑が続く未知の土地だが、大船に乗った気分である。
WeChatと百度地図のダウンロードも済ませた。
準備万端、まもなく家内を連れて出る。

まっちゃん、よろしくね。

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