たまたまリビングで鉢合わせになった。
兄弟それぞれ自宅に戻り、わたしは仕事帰り。
帰宅し各自次の動きへと向かうというところ。
そこに踊り場のような空間がぽっかり生じ、男子三人語らいの時間となった。
一日を無事に過ごしてのくつろぎムードのなか、他愛のない話を交わした。
試験の話、学校の話、将来のこと。
立ち話が思わず長引いたといった雰囲気で、じゃあと別れ各自定位置に戻って明日に備える。
家に男が三人。
この成長譚はまだはじまったばかり。
話の続きが待ち遠しいが、
それはまた次回の講釈で。