年末にかけてサマータイムならぬ煩忙タイムとなって日頃より一時間早く事務所に入る。
4時には家を出るので、できれば夜は10時過ぎには眠りたい。
この夜は順調。
ジムを終え風呂も済ませ寝床に入ったのが10時10分。
たっぷり眠ることができる。
気持ちに余裕が出て寝床から長男にメールを送りやりとりし、二男にもメールを送る。
が、二男からは返信がない。
それで彼がまだ帰宅していないことに気づいた。
いくらなんでも10時に戻らないことなどない。
友だちと喋っていて遅いのか、勉強に熱が入りすぎて遅いのか。
彼のことである。
問題などあるはずがない。
そのうち帰ってくるだろう。
そう言い聞かせ眠ろうとするが、いったん頭に浮かんだ様々な憂いは落ち着き場所を見い出せず彷徨って散らかったまま。
目が冴えてきてまったく眠れない。
門の開く音がしたのは10時半。
上六で友人らと勉強していたのだという。
やれやれ一安心。
子らが帰ってきて今日もめでたしめでたし。
一日が完結した。
これでやっと眠りにつける。