最近一番好きなのは、風呂上がりの時間。
クルマに乗って窓を全開にし炭酸水を喉に流し込む。
冷気が肌に心地よく喉の乾きも一気に癒えて行く。
静かにクルマを発進させると流れ込む冷気の勢いが増す。
愛想のかけらもない散文的な風の音ともにしばらく走るうち心は無へと刷新される。
対峙すべきあれやこれやからひととき解放された至福の瞬間であり、張った気持ちが緩んでいく一日の行程の到達点とも言える。
その日を構成した何でもないような一コマ一コマが窓外を流れ去っていく。
いわば日常百景の再体験の時間。
どの場面も振り返ってみれば味わい深い。
連休を前にしての金曜日。
前倒しで業務こなした甲斐あって夕刻を前に一段落した。
現在、王寺駅のヴィドフランスでコーヒータイム。
あとは肩の力抜き呼吸深く過ごす時間だけが残されている。