土曜の午後、久々母校に寄った。
同窓会室にはすでに妹尾くんの姿があった。
午後1時から同窓会報の編集打ち合わせ。
といっても長年の蓄積があって形式はほぼすべて整っている。
後輩はその古き伝統を踏襲しつつタイムリーな話題へと刷新していけばいいだけだ。
この日、はじめて知って驚いた。
部屋が少し暑くて空調の設定温度を下げようとするが室内では操作できない。
管理室にいちいち電話して1℃下げてくださいなどと頼まなければならないのだった。
本質は細部に宿る。
見かけによらず案外、中央集権。
そんな言葉が頭をよぎった。
役割分担などを決めつつ、随所で脱線。
この夏の南部で海亀は100人の高1生に注視されるなか産卵した、といった話や、東大の方が京大より思考力を要求する問題が多く単に勉強ができるだけでなくきちんと考える能力がないと東大には受からないといった話や、魚谷さんがNHKのサラメシに出ていた、社長というのはああいう人物でないとね、といった話、そんな雑談を経ての約2時間、今年の概要がほぼ定まった。
昨年同様、デザイナー界の大御所、大阪星光9期の宮後浩さんのパース絵が表紙となって、お歴々の挨拶に続き、在校生ら物理オリンピックや化学オリンピックなどでの活躍状況が取り上げられ、今年開講となって好評博している星ゼミについて触れられ、各クラブの紹介、OBの寄稿へと続き、後半では東京星光会や星光医師会、都市環境部会など同窓会各部の取り組み報告がなされ、多彩盛り沢山な会報となって仕上がることになる。
ちなみに、写真は昨年の同窓会報の表紙のパース絵。
前述したとおり大阪星光9期の宮後浩さんの手によるものである。
夕日を眼下に収めるのであればここが絶景の地。
それが地名の由来となった夕陽丘に落ちる夕日が星光のグランドとともに描かれている。
今回は、どんな絵が表紙を飾るのだろう。
手元に届くのは10月下旬となる。