昨年と同様、休みなど一日もない3月真っ只中である。
所々点在する楽しみを生きるよすがと決め腹を括って仕事の海を潜水し始めて数日、かつては年がら年中深海に潜っていたのですぐに心身慣れて別段どうってことなく、浮上し息継ぎする間も不要に思えてきた。
早朝から仕事に着手すれば一日の見晴らしがとてもよく気分がいい。
このところ朝の始動をゆっくり目にしていてカラダが楽なのでそんなリズムに安住していた。
しかし、メンタル面に着目すれば、朝の9時に息せき切るより朝の8時にほっと一息つける方がはるかにいい。
かつてのリズムにも意味があったのだと懐かしいように検証しつつ仕事に没頭するのも悪くない。
つまりここが原点であり、戻る場所があってこそのリスタートであると思うので、しばらく当分、仕事の生産性が衰えることはないと確信できて更に心安からな境地に至る。
そして充実感を引っ提げ迎える夕刻の時間は格別で今夜も例外ではない。
家内との待ち合わせの時間を目指し、今日一日をくぐり抜ける。
そこでする会話の種を目を皿のように探し、つまりまるで観光するみたいに今日を過ごせばたとえそれが仕事の時間であっても新鮮に感じられ関心を持つことができる。
春晴天の土曜、朝10時の段階であらかた準備は整い心も晴れ晴れこれから外出。
さあ、どんな一日になるのか実に楽しみなことである。