KORANIKATARU

子らに語る時々日記

男手の役割を立派に果たした日曜日

前夜食べすぎたので朝食はとらず空腹のまま一時間ほど武庫川を走った。


曇天から快晴。

次第に天気が良くなって視界広々として良好。


気分まですっかり晴れ渡り、シャワーでたっぷり水を浴びて心気再生の喜びにひたった。


昼からは家の片付け。

音楽のボリュームを上げ家内と手分けし大掃除し、長男の部屋を片付けた。


作業の合間、家内はダンスの振り付けやヨガのポーズを教えてくれるがわたしは手を休めることなく重い荷を上へ下へと運び働いて、働いた。


とどめはケルヒャー。

玄関先でド派手に噴霧し、家も気分もピカピカとなって蘇った。


クタクタとなって夕刻、最後のちからを振り絞る。


自転車に乗ってガーデンズに向かった。

家内が知る抜け道を後ろからたどって、所要時間約5分。

ふさふさと風になびく薄紫の藤の花に夫婦で目をやり、家内の話に耳傾けているうち、あっという間に到着した。


阪急でイチボとミスジのステーキを仕入れその他食材を買い込み、試飲して赤ワインを選んだ。


夕飯は先週同様、ベランダにて。

空一面に広がる爽快な青のもと夕刻の微風に吹かれ、ガーリックのスライスを鉄板にたっぷり投入してからステーキを焼きワインを注ぎ合う。


ワサビとカマルグの塩で食べるがうまいったりゃありゃしない。


肉の箸休めは大ぶりのタコ。

ほんのり焼いてこれも塩で食べる。

肉も美味いがタコもなかなか。

タコなりにこの夜、名脇役の役割を存分に果たしていた。


まもなく二男が帰宅し、焼肉帰りの彼をこの晩餐に招き入れた。

お腹いっぱいだと彼は言うがイチボとミスジは別腹。

空はすっかり藍色で、家族の小さな食卓をLEDスタンドが照らすなか結局、弁当のおかずにする予定だった肉まで含め残らず全部が片付くことになった。

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2019年4月21日 日曜朝9時の武庫川