11月2日はキリスト教において死者の日とされる。
大阪星光では11月3日にスクールフェアが催されるがその午前中、校内の教会にて物故者のための追悼ミサが執り行なわれる。
帰天した者を想い教職員と卒業生が祈りを捧げる。
教職員からすればかつての教え子であり、卒業生からすればかつて机を並べた友人である。
神という存在の懐のもと彼らに想いを向け、そこでひしと感じるのは、死の厳粛であり、つながりの大切さであり、生きて在ることの不思議である。
日常において感じ得ない何かを感じ、ミサに参加した者は強く胸打たれることになる。
59期以降はゼロだが24期以前は各期二桁を数え33期ではすでに5名の友人が亡くなった。
11月3日は校外の客人を招くお祭りの日である一方、母校のお盆のような日とも言えるのではないだろうか。
だから星光生が集まるのなら11月3日が相応しい。
すべての期が集まり故人を偲びつつ同窓会を開いて親睦を深める。
11月3日に集結してこそ、より深い意味でつながりの大阪星光だと言えるような気がする。
まずは今年、わたしもミサに出席しようと思う。