KORANIKATARU

子らに語る時々日記

人生なにが起こるか分からない

この日も前日と同様。

筋トレのメニューを終えトレッドミルで家内と隣り合った。

 

絶え間なく押し返してくる足元の傾斜に抗い、各自、精出し速歩する。

真ん中に置いたコントレックスを分けて飲み、視線の先の『魔法のレストラン』に目をやり続けるが、夕飯のメニューに啓示与えるような内容は何もなかった。

 

果物や乳製品などを買い帰宅し夕飯。

塩麹でつけて香ばしい手製の手羽先、家内がヨガ帰りに神戸で買ってきた一貫楼のエビシュウマイ、子の大好物の薄焼きポテトをつまみにフォアローゼスのハイボールを飲む。

 

夕刻、洛南の合格発表があった。

これでわたしと家内の知人友人すべての吉報が出揃った。

めでたし、めでたし。

料理おいしく、お酒もうまい。

 

同じようなルーティンで一日一日が過ぎていく。

一見似たように見えしかし、各日にさまざまな甘味や辛味がほんのりまぶされ、すべてが特別な日として記憶に留まる。

 

ジムの成果かこのところ体調がすこぶる良く、だからふと気づくと幸せで楽しく、時にきつい仕事も苦にならない。

 

二男の帰りを待ってお酒をお代わりし、長男とラインでやりとりし、家内の二万語に耳を傾けていると家内の年若い女子友からメッセージが届いた。

わたし用のトレーニングメニューが動画と一緒に送られてきたのだった。

 

こうなるともはや簡単には音を上げられない。

 

人生は分からない。

わたしがジムマニアになるなんて。

思ってもみないことだった。

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2020年1月22日 息子の弁当と朝食

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昔の1月22日 2016年 京都