帰宅すると掃除屋さんが作業していた。
この掃除屋さんが饒舌。
様々な家庭の中へと入り込む仕事だから、話を通じて見える人間模様が実に面白い。
もちろん職業者の心得として個人情報は秘されている。
そのせいか、フィクションまがいの出来過ぎ話も多々あった。
が、話術が巧みだから何であれご愛嬌。
話を聞いて楽しく随所で笑い、結局それでジムに行きそびれてしまった。
家も心もすっきり爽快。
清々しい思いで掃除屋さんを夫婦で見送った。
夕飯は簡単なもので済ませた。
普通に家で食事する際は缶ビールひとつを炭酸水と合わせ飲む。
酒量減ってこのところ体調良く、この日マッサージも受けてきたからすこぶる快調。
人生最高レベルのコンディションと言えた。
家はキレイになって、家内もこの日は月一の肌の手入れの日であったから同様。
好循環が好循環を呼ぶ。
夜は更けるが家は笑いに満ち、各種良きものがどんどん家の中へと吹き込んでくるような気がした。