KORANIKATARU

子らに語る時々日記

活性が最も高まる場所

ラグビーの練習が始まる。

だから明日東京に帰る。

 

息子がそう言ったものだから、昨日、料理の凄みに拍車がかかった。

各種フルーツに肉や牡蠣やパスタやテールスープなど、朝から晩まで食卓に長男の好物が並んだ。

 

束の間であったが、息子二人が同時に家にいるという状態が発生し、いつにも増して家内の活性があがった。

 

西へ東へと買い物に出かけ、長男を乗せ二男を乗せあちらこちらへとクルマを走らせた。

 

長男が帰京した後、まもなく二男も上京する。

 

同じ大学に進学する仲間がすでに彼の地でホッケーの練習を始めている。

そうであれば大阪にいても仕方がない。

 

自らの活性が最も高まる場所。

そこを拠点と呼ぶならば、息子ら二人のそれはもうここには存在しないのだった。

 

だから家内の拠点も自ずと移ることになる。

足繁く東京に足を運び、育てたトラとライオンの世話を焼く。

 

そうと決めているから寂しいといった感情とは無縁で、そうと分かっているから血が騒いで心が浮き立つ。

 

すでに春。

家族4人、各々の胸に希望が灯って、それら光が互い違いに重なって前途が明るく照らされる。

そして進み出ていく場所が拠点となって、拠点が拠点を生んでいく。

 

この先、めちゃくちゃ楽しくなりそうだ。

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2021年3月序盤を駆け抜けたわたしの朝飯昼飯

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2021年3月17日 息子の朝昼

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2021年3月17日 息子の夕飯

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昔の写真