KORANIKATARU

子らに語る時々日記

時間が止まり人の動きも止まる

この三連休を使って上京し息子らと過ごす予定にしていた。

 

しかし、東京ではコロナ感染者数が増加の一途をたどる。

一介の小市民であっても最低限の社会性を踏まえる必要があるだろう。

 

ノコノコ行って帰って、感染拡大を引き起こす当事者になっている場合ではない。

特にデルタ株など運んでしまった日には罪深いといった話を免れない。

 

かつまた南の海上に台風が3つも発生し、そのうち2つは日本列島を掠めそうな雲行きである。

 

下手をすれば波乱が折り重なって絡み合う。

いい部屋をとっていたが断念。

ホテルをはじめ寿司屋もステーキ屋もすべてキャンセルした。

 

で、この三日間、ぽっかり時間が空いて予定がない。

 

家内が何か予定を案出するかもしれないが、埋めるあてがなければ仕事でもしよう。

 

平素マイペースで過ごしているから三連休といっても待望の休日といった感はなく、だから、休日を仕事に充てても何ら抵抗を覚えない。

 

お盆の頃、オフィス街は様変わりしたようにしーんと静まり返る。

 

時間が止まり人の動きも止まる。

ドラマや映画の1シーンにも似て、さあそこで何が始まるのか胸が高鳴る。

 

で、何も起こらず、わたしはいつものとおり、たんたんと仕事をする。

傍から見れば、その姿は小さくせこく、物悲しくさえある。

 

が、本人は至って優雅。

世間の慌ただしいペースがこのときばかりは自分にシンクロする。

まさに水を得た魚。

ゆったりとした時間の流れが、ああとてもしっくりくる。

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2021年8月5日 朝食

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2021年8月5日 夕刻の光景 私は水,家内はバロークス