KORANIKATARU

子らに語る時々日記

漏れなく応援団がついてくる

予約に空きが出た。

夕刻に連絡があり家内は芦屋に向かった。

 

いつまで経っても女子は女子。

アンチエイジングを含めた体調管理には専門家の高度な知見が欠かせない。

 

だから折々、芦屋の阿部レディースクリニックを訪れる。

院長は大阪星光の33期。

 

親身に相談に乗ってくれ、カラダ優先の助言を与えてくれるから安心。

何より話して、気持ちが落ち着き楽になる。

 

凄腕の医師は、ちょっとした会話で認知を正し、迷える子羊を正しい道へと導いてくれる。

おかげで帰宅した家内は笑顔。

 

考えれば家内はわたしよりも頻繁に33期男子と直に会っている。

 

家内から話を聞いて思うのはいつも同じ。

みな優しく、いいやつばかり。

なんて大阪星光は素晴らしいのだろう。

 

子育てをやり遂げたのだから、あとは旅行したり買物したりのびのび楽しく過ごせばよく、それが何より良薬。

阿部院長と話し、家内はそう気付かされたようであった。

 

生真面目なタイプは往々にして自分の余裕域を狭く小さく誤認してしまう。

安心して楽していい領域にあっても、自身でそのことに気づけない。

 

だから、足のつく浅瀬にいるのに必死に足掻くといったことが生じ得る。

わたしも同様。

 

心配の種が頭を離れず、常に崖っぷち感とともにあるから、おっかなびっくり毎日を過ごしてしまう。

しかし冷静に見れば、安泰とまでは行かずとも四方に崖などなく奈落への道は果てしなく遠い。

 

大丈夫、大丈夫。

そんな声を掛け認知を正してくれる存在はたいへん貴重と言えるだろう。

 

家内と向き合ってすき焼きを食べていると、星のしるべの面々の顔が頭に浮かんだ。

 

四方を応援団に囲まれているも同然。

なんと頼もしいことだろう。

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2021年9月6日夜 鳴門の食材で夕飯