KORANIKATARU

子らに語る時々日記

谷六ではなく天六に向かった

普段は南森町から谷町線を南へ下って事務所に向かう。

が、この日は北に向かった。

 

天神橋筋六丁目駅で降り、真っ直ぐ福効医院を目指した。

 

時計を見ると午前11時。

エレベータで三階にあがって受付に入ると、ちょうど天六のいんちょが次の患者さんを迎えるところだった。

 

目が合ってやあと互いに手をあげた。

この瞬間、これで助かったとわたしは安堵した。

 

待つ間、看護師と受付の人がいろいろと声をかけてくれる。

それで心はますます安らいだ。

 

まもなく診察室に呼ばれて、腰掛けた。

椅子の座り心地がとてもよく、だから落ち着いてじっくり話せる。

 

院長に事情を話すと即、最適な処置が施されることになった。

その指示を受けて動く看護師さんと受付の対応は素早く親切で、たちまち問題は解決することになった。

 

「家族のようにあなたを診ます」を理念に掲げる福効医院はいつだって至れり尽くせりなのだった。

 

何度も頭を下げてその場を辞して外に出ると、小雨がぱらつき始めていた。

爽快感あって降り注ぐ雨粒が実に心地よく感じられた。

 

駅に向かう途中に郵便局があったので、そこから二男に向けてのレターパックを投函し、息子にメッセージを送った。

大雪だというから家でじっとしているように。

 

そう言えばその昔、天六のいんちょ宅で行われたBBQに二男も参加したことがあった。

また寄せてもらう機会があるだろう。

そのときはかなりの飲みっぷりを見せるに違いない。

いやはや月日が経つのはほんとうに早いものである。

 

通勤の途上、問題解決が必要となって、天六のいんちょの顔が浮かんだ。

その半時間後には解決をみた。

 

歴戦の名医にこうして気軽にアクセスできて手厚く対応してもらえる。

 

なんとありがたいことだろう。

いつものコースに戻って事務所へと進み、胸は感謝の念で満たされた。

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2022年2月10日 天神橋筋六丁目 福効医院