KORANIKATARU

子らに語る時々日記

いつの間にか恒例行事となった

夫婦揃って心が向いたので、昼を前に家を出た。

地元の神社を経由して、宝塚方面にクルマを走らせ清荒神を訪れた。

 

大安の日曜であったが、参拝者の数はさほどではなかった。

ゆるり諸堂を巡って、丁寧に手を合わせていった。

 

想うことは夫婦で同じ。

昔は子らを伴って、いまは離れて暮らすが、息子らがわたしたちの主題であることに変わりはない。

 

続いて門戸厄神に向かい、ここでも順々に各神様をまわり、そこから山をくだって西宮神社にて参拝を締め括った。

 

毎年欠かさぬ恒例行事を無事に終え、これで親の役目を果たしたといった充実感に包まれた。

 

気づけば空腹。

地元の店で昼にした。

ともに中辛を頼み、スパイスの風味を楽しんで、わたしたちのカレー愛は更に高まった。

 

ヒロコーヒーでお茶してから帰宅し手分けして掃除にかかり、夜は糖質ゼロのビールを注ぎ合ってドラマ『パチンコ』第4話を一緒に観た。

何事もない日曜を終えてつくづく思う。

この平穏無事がありがたい。

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2022年4月3日昼 門戸厄神 アカーシュ