KORANIKATARU

子らに語る時々日記

街に馴染むには自転車が最適

この日は快晴。

前夜の雨が残していった冷気が実に心地いい。

自転車を借り、新緑に輝く街を疾駆した。


前を走る家内につき従い、まずは下北沢を訪れた。

部活の練習があって長男は留守。

合鍵で部屋に入り、家内は料理を作り、わたしは寝具をコインランドリーできれいに洗った。


ひと仕事終えバインミーを昼食とし夫婦で揃ってヘッドマッサを受け日頃の疲れを駆逐して、引き続き、代々木、駒場といったエリアを自転車で走った。


未知の街の雰囲気を肌で知るには自転車が最適。

緑の多寡が住環境の良し悪しを決定づける。

そう実感した。


渋谷にて自転車を乗り捨て、そこらを歩いているうち二男との待ち合わせ時刻が近づいた。

山手線で新宿へと向かい、「焼肉白か黒」の前で二男と合流した。


ここの焼肉は図抜けて美味しい。

トレーニングを終えたばかりの二男は身体作りも兼ねてやたらと食べた。


それが親の喜び。

息子が食べれば食べるほど親は嬉しく、もう身体作りは不要なのに一緒になってうまい、うまいと飲んで食べた。


新宿三丁目の駅で二男を見送り、役目を果たして親は副都心あたりをぶらり歩いて風に吹かれ、部屋に戻って前夜に続いてワイングラスを傾けた。

2022年4月30日 下北沢 バインミーを食べヘッドマッサ

2022年4月30日 下北沢 街の一コマ

2022年4月30日 新宿 黒毛和牛焼肉 白か黒